研究者は論文を書きます | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

研究者にとって最も大切なお仕事の1つが「論文を書く」ということですかお


研究をすることも大切なお仕事ですが、

研究して「はい終わり得意げ」では、

「あ~~楽しかったぁにひひ」という自己満足になってしまいます。


研究の成果は、外に向けて発信するのが普通です。


発信方法の1つが、学会発表です。

「学会で発表したかお」っていうと、なんかすごそうですが、

実はあんまりすごくありません。

大学や企業の研究所などに所属していれば、誰でも学会発表は可能です。

よっぽどひどい研究じゃない限り大丈夫です。

ですから「この成果は学会で発表されました!!

なんていうのは、別になんてことないことなんです。

(とは言っても学会発表は研究者にとって、とても大切な場所ですよかお


そして、もう1つの発信方法、それが「論文を書く」です。

できるだけ「英語」で書くのがポイントです。

「英語」で書くことで、世界中の人の目に触れるチャンスが増えます。

「論文が学術雑誌に掲載されたニコニコ」っていうと、かなりすごいです。

もちろん、雑誌ごとにレベルの違いはありますが、学術雑誌に掲載されるのはすばらしいことです。


論文を投稿すると、通常2~3人の審査員によって、あ~でもない!こ~でもない!と審査されます。


そして、結構な確率で「リジェクト」されます。

「リジェクト」というのは、「あなたの論文はしょぼいから、うちの雑誌になんて載せてあげないよ~~!」ってことです。


私も、何度も「リジェクト」された経験があります。


で、これはあくまでも私の経験による何の根拠もない雰囲気なんですが・・・


日本の雑誌は論文の完成度を重視する(要するに細かい)。

ヨーロッパの雑誌は新しさを重視する(要するに大雑把)。

アメリカの雑誌はその間(要するに普通)。


ってな感じがします。


国民性かなはてなマーク


ま、私が勝手に思いこんでいる雰囲気ですが。