貧血になると血液がサラサラになりますが・・・ | 管理栄養士国家試験と研究と私

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若い女性に多い鉄欠乏性貧血

貧血では赤血球が少なくなりますから、血液はサラサラになります。

でも、この血液サラサラはあまり良いことではありません。

というか、良くないことです。


貧血というのは、赤血球が少ない病気ですよね。

赤血球の役割は、身体中に酸素を運ぶことです。

ということは、貧血の方は酸素を効率よく運べないわけです。


そうすると、どうなるのか?


そうすると、赤血球が少なくて酸素をうまく運べない分、心臓が「バックンバックン」と頑張るわけです。

「酸素を身体中に運ぶためには、赤血球をバックンバックン送り出さなきゃ!」って心臓が頑張ります。


そうすると、だんだん心臓に負担がかかってきます。


つまり、貧血は心臓にも悪影響がある病気なんです。

貧血の方、貧血を馬鹿にしないで、お医者さんにちゃんと相談してくださいね。