コラーゲンとは? | 管理栄養士国家試験と研究と私

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管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

コラーゲンってよく聞きますよね?

コラーゲン飲料とか、コラーゲン鍋とか??


ところでコラーゲンって何なんでしょうか?


コラーゲンとは、骨とか皮膚とかにあるタンパク質です。


ところで、タンパク質はどういう風に吸収されるかご存知ですか?

タンパク質は、アミノ酸とか、アミノ酸が2つつながったものとかになって、小腸から吸収されます。


(参)タンパク質は20種類のアミノ酸が色々沢山つながったものです。



ということは?

コラーゲンを食べても、吸収されるときは、ただのアミノ酸になっているんです。


ということは?

コラーゲンを食べたからといって、皮膚のコラーゲンが増えるわけではありません。

コラーゲン食べて皮膚がすべすべになるというのは、ウソみたいなものですえっ


だって、私たちって、鶏肉を食べても、ニワトリにはなりません。

チキンタツタを食べた翌朝、コッケコッコーとか鳴かないですよね??


魚を食べても魚にはなりませんし、牛を食べても牛にはなりません。


今日は、コラーゲンを食べても、皮膚のコラーゲンが増えるわけではないというお話でした。