遺伝子とは? | 管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験と研究と私

管理栄養士国家試験の合格に向けて、過去問解説をしたりします。研究や学会、食品や栄養のお話もします。

遺伝子検査だとか、遺伝病だとか・・・
「頭が良いのはお母さんからの遺伝だね 」だとか・・・

良く遺伝だとか遺伝子だとかいう言葉を使いますよね?
ところで、遺伝子って何なんでしょうか?
説明しようとすると、意外に難しい遺伝子

今日は遺伝子とは?というお話です。

遺伝子とはすばり「たんぱく質の設計図」です!

はぁ~~~
でしょうか?ですよね?

もう少し詳しく説明しますね。
人間は約60兆個の細胞から出来ています。
この細胞1つ1つの真ん中に、「核」というのがあって、その「核」の中にDNAが入っています。
そして、このDNAにはタンパク質の設計図が書き込まれています。

このタンパク質の設計図のことを遺伝子とよびます。

人間はタンパク質や脂質で出来ていますから、「癌になりやすい人」「糖尿病になりやすい人」「背が高い人」「肌が白い人」「二重まぶたの人」などなど、色々な人がいるわけですね。

遺伝子と言う名前のとおり、この設計図は親から子供に受け継がれます。
ですから、背の高い親からは背の高い子どもが生まれることが多いですし、家族みんなが糖尿病なんてこともあるわけです。

今日は遺伝子のお話でした