今日から、国公立大大学の合格発表が続きます。

私のクラスは二番手クラスなのですが、学力的に共通テストの段階で厳しい生徒たちばかりでしたが、出願した三分の二の生徒が今の段階で合格しました。


次々と挨拶に来てくれる生徒たちに、思わずハグを。

お互いうれしいエネルギーがかさなり、なんだか桜色のオーラに包まれました。


その中の一人の生徒は、二年生時は、一番手のクラスにいました。しかし、どうしてもクラスメイトの雰囲気と、担任との間に確執が生まれ、学校をやめる決意をしていた生徒でした。


その生徒の親友が私のクラスということもあり、親友のお母さんを通じて、そのお母さんと話をしてほしいとお願いされ、お母さんと話をした所、学校をやめないで、私のクラスに三年時から来たいと希望してくれました。


その生徒とすぐに面談し、三年時からがんばろうと励まし、三年生が始まりました。


私のクラスは、みんなが個性豊かで、それゆえに、みんながみんなを認めていこうという雰囲気が自然に成立する不思議なクラスでしたから、その生徒はすぐに馴染み、欠席もほとんどありませんでした。


そんな生徒だったからこそ、この1年間で取り戻した高校生活と、がんばった成果が認められた自信は彼を大きく成長させてくれたと思います。


明日報告に来てくれる生徒にもハグと握手で、合格のよろこびを伝えたいと思います。


本当に、みんなよくがんばりました。

花丸!