こんにちはシンガポール在住のリンです
私がシンガポールに住み始めて、8年が経ちました。
この8年の間で、シンガポールはますます近代的都市になりました
そんな中でも、私が住むイーストエリアには、シンガポールの昔の雰囲気がいい形で残っている街があります
今日は、そんな素敵な街 Katon(カトン)地区 をご紹介させて頂きます。
シンガポール中心地から車で約15分くらいのところに、このKaton地区があります。
Katon地区には、2階建てのプラナカン様式の建物がズラーっと並んでいて
色とりどりの可愛いプラナカン建物やプラナカンタイルなどが、ひときわ目を引きます
ちなみに、プラナカン(Peranakan)とは
15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです。
彼らは現地の女性と結婚し、中国やマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせた独自の生活スタイルを築きました。
Katonの街を歩いていると、至る所にこういった色とりどりの可愛いプラナカンタイルを見つける事が出来ます。
壁に貼られているプラナカンタイルです
また、Katonといえばプラナカン文化の代表的な建物
パステルカラーのプラナカン建築です。
この建物は、Koon Seng Roadという道沿いに建っていて
観光客の大人気の撮影スポットです
ちなみに、この建物は住居なので人が住んでいます
プラナカン建築
またKatonでは、プラナカン食器やビースの小物なども売られていて、女性に大人気です
ビースは手縫いなので、少し高価ですが1つは欲しいアイテムです
そしてプラナカン雑貨は、お友達へのプレゼントや送別品にもオススメ
また、ここKatonでは、プラナカンスイーツ(ノンニャスイーツ)も買えます
「ノンニャ」とは女性と言う意味で、ノンニャスイーツは「お母さんの手作りお菓子」という意味だそうです。
ノンニャスイーツといえば、クエ(Kueh)
クエは、もちもちした食感で皮は米粉から作られていて、中には白や小豆の餡が入っていたり、ココナッツがまぶしてある物もあります。
日本で言う大福みたいな感じでしょうか?
実は、クエはスイーツだけでなく、中に野菜(キャベツ・ニラ・大根・芋)などが入っている物もあり、シンガポール人は朝食に食べています
うちの主人(中華系シンガポール人)もクエが好きなので、週末の朝食はクエを食べる事が多いです
このKatonにあるYong's Teochew Kuehはローカルの人にとても人気店で
夕方には売れ切れてしまう程です。
まだクエを食べたことのない方、是非試してみてください
オススメですよー
ちなみに、私はニラがたっぷり入っている
Ku Chai Kueh(クーチャイクエ)が好きです
Katonは小さな町なので、2時間もあればたっぷり観て回れるので
プラナカン文化を感じに、是非カトンに遊びに来てみてください