思いやりの成立過程 | 能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

コネもお金もない、人脈あるけど客はない・・・そしてもしや頭も足りない?!『ないない尽くし』の私だけど、開業しちゃいました。

本当に困ったときには必ず誰かが助けてくれたから、その人たちに恩返しするつもりで私もあなたを助けたい!



先日、ランチを取ろうとして
ファミレスに入りました。


禁煙席を頼んだのですが席に案内される際、
店内をグルッとまわって案内されました。



私は心の中で、


なんだよ~。こっちから来たほうが近いじゃん。


と思いました。




席についてしばらくして
向こう側(近道のほう)が喫煙席だと気づきました。




禁煙席を頼んだ私は、
当然、たばこは嫌いです。


たばこを好まないお客様を
喫煙席を通してご案内したら・・・?



幸い私は健康体で、足が悪いとか、
運動ができないとか、そんなことはありません。


見た目に健康体なら、多少遠回りさせたとしても
たばこの煙もうもうの喫煙席を通すより、

ずっとお客様のことを考えた配慮です。





そこで思ったことは、
思いやりをもって接する店員だけでは
その配慮は成立しない
ということです。


何だよ、あの店員、遠回りさせやがって


とずっと思っていたとしたら、
そのお店は店員の教育がなってない!
勘違いして二度と行くことはないでしょう。




受け手の感受性が敏感であることで初めて
配慮をした側の思いが活きる。




先の店員さんは、
当たり前のようにインプットされた
システム化された行動だったとは思いますが、
私がどのように受け取るかで、
そのシステム(マニュアル)に感情が入ったのです。



ほんとにささいなことだけど、
自分が気分良く過ごすためには
いろんな見方ができるってことは
すごく大事なことなのかなと思いました。





で、これで思い出だしたのが、

心理学実験をする際、
協力してくれる方々(被験者)に
実験内容の説明(教示)をするんですが、
ほんとにいろんな人がいて、
受け取り方はさまざまです。


実験に影響があってはいけないので
しっかりした教示文を考え、
誤解のないように説明をするのですが、
それでも2、3人は”勘違い”をします。



一つの言葉が何を指すのか・・・例えば、


『単語』を示します。と言ったとき、
『単語』といえば『りんご』や『みかん』という
ひとつのものを指すものだとわかると思いますが、
中には『り』や『ん』、『ご』が
『単語』だと思っている人がいます。


ここで、きちんと『単語』とは・・・
説明をしなければいけないのだとは思いますが、
一般的な社会生活を行なっている人を対象にして
ことばの説明をするのは正直気が引けます。


それに、実験が始まる前に
被験者が疲れてしまいます。




被験者の知識レベル知的レベルも
より信頼性・妥当性のある実験結果を得るためには
必要なんだな~と思った出来事でした。







自分と相手がいて、人間関係が成立します。


それが円滑に進むかどうかは、

発信者の配慮だけでなく、

受信者のその配慮を受けようとする姿勢にも

かかってくるんだな~と思いました。




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