前巻から2年、やっと新刊が出ましたー!!!
もうね、いつまでも待ちますとも!という気持ちでずっと楽しみに待ってたんですよねー。
繊細で、せつなくて、深くて、笑えて、胸がきゅんきゅんして、美味しそうで、心が震える傑作漫画。って、そうそうないじゃないすか。
こんな物語を紡げる羽海野チカ先生は、ものすごくデリケートな方だと思うので、無理せずゆっくり描いていただきたいという思いで待ち続けること2年。やっと続きが読めたと思ったら、次が最終巻だそうで(泣)。
まだ読んだことがない、という人がワタクシは羨ましいです。初めて読んだ感動をこれから味わえるんですから!!!(←やや気持ち悪い推し方)
主人公は、高校生プロ棋士の少年というか青年です。それまでの人生が苦難の連続だった生い立ちのせいで老成してます。
その青年をとりまく、下町の和菓子屋の三姉妹と、学校の仲間やプロ棋士たち。特にプロ棋士たちは全員もれなくクセツヨなので、個人個人のエピソードがむちゃくちゃ面白い、というね。ここは笑えるパートです。
でも主人公の青年や、和菓子屋の三姉妹は苦難を乗り越えてなお強く生きているので、そこのパートはせつなすぎて泣けます。
とはいえ、ハッピーエンドなので(たぶん)安心して読めます。
とにかく、将棋のルールなど1ミクロンもわからないワタクシですが、将棋の世界がちょっと好きになって、なんなら将棋を打ちたくなりましたから!(いややっぱり無理)
大人が読んで本気で感動できる、そんな漫画でございます。

というコトで、本日はワタクシの独断と偏見による、「人生で読まないのはもったいない!」もしくは「まだ読んでいない人が羨ましい!」という漫画をアップしたいと思いますー。
お次は、コレ。
BANANAFISHやYASHAが有名な吉田秋生先生ですが、ワタクシが定期的に読み返したくなるのが海街ダイアリーです。
全9巻というのも読み返したくなるポイントで、10巻以上になると読み返すのも一苦労じゃないすか。思い立った時に気軽に一気読みできる長さもちょうどいいです。
鎌倉に住む四姉妹の日常のアレコレや人生模様を描いた作品で、映画化もされましたっけね。
湘南や鎌倉の街並みや、海がすぐ近くにあるという生活も素敵で、鎌倉の街自体が主人公みたいな感じです。
看護師でしっかり者の長女、恋多きオンナで酒好きな次女、不思議ちゃんで個性的な三女、そして上の3人が子供の頃に不倫して出て行った父親とその女性とのあいだに生まれたという四女(つまりいわゆる腹違い)。
この四女が上の三姉妹といっしょに暮らすことになるエピソードから物語が始まります。
四姉妹が全員お人好しというのもありますが、この四姉妹を取り巻く鎌倉の人たちがこれまたみんないい人で、それぞれ魅力的なんですよー!
ロンモチ、ヒール役というか悪いヤツも出てくるんですが、四姉妹それぞれが奮闘して、自分で自分の道を切り開いていく姿が清々しくて、読後はめちゃくちゃすっきり爽やかな気持ちになる、というね。
BANANAFISHやYASHAのような派手さはないんですが、しみじみ心に染みるいい話のオンパレードです。
海街ダイアリー自体は完結してますが、今はそのスピンオフというか、一部の登場人物のその後が描かれている話が続いています。
↓スピンオフは温泉町。1年に1冊くらいしか出ないスローペース。こっちもしみじみ素晴らしいハナシ。
↓最後は、警察漫画の金字塔や。
前にもご紹介しているとは思いますが、ワタクシも娘も、そして貸したママ友も漫友も、全員が何周も読み返している、という奇跡の漫画です。23巻もあるのに、定期的に読み返したくなるんですよねー。中毒性があるキケンな面白さ。
最初のほうは絵もイマイチですし(←)、ちょいちょい粗い部分もあるのですが、とにかく面白いの一言に尽きるんですよ。
ギャグとセリフのセンスとせつなさと怖さがちょうどいい割合でブレンドされていて、さらに日本の警察官をリスペクトする気持ちがわき上がる、というね。
こんなに面白くて大変な職業はないんじゃないか、必ずワンクールに複数の警察ドラマが作られるのも納得だわー。
コレ読んだ警察官に話を聞いたことがあるんですが、ロンモチ、フィクションで盛った部分はあるものの、概ねリアルなんだそうです。
ちなみに版元は講談社なのですが、講談社の隣が大塚警察というまあまあ大きな警察署なんですけども、前を通ったときに、講談社の社屋にでっかいハコヅメの懸垂幕が出ていて、主人公が大塚警察のほうを向いて敬礼して「いつもありがとうございます」というメッセージが書かれていたのを覚えています。大塚警察の警察官はみんな写真撮ってたそうです。
そんなほっこりしたエピソードも含め、ハコヅメが大好きなので、ぜひ第二章も再開して欲しいと思っております。
というのも、23巻でいったん第一章終了ということで、今、泰三子先生(元警察官!)は「だんドーン」という歴史漫画の連載をされてるんですよ。

日本警察の父と言われる、川路利良を描いた幕末コメディー。登場人物が多すぎて、特に歴女ではないワタクシは毎回アワアワしながら読んでます(苦笑)。
・・・ということで、この他にもワタクシが名作と思っている作品はたくさんあるんですけどねー。
本は紙派なので、蔵書は増えるばかりでなかなか困っておりますが、今後も漫画は読み続けると思います。
漫画は日本が誇る素晴らしい文化であることは間違いない!!!(なのに編集者である夫は漫画を幼少期から読んでこなかったし、興味がないらしい。なんでだよ)
皆様も、秋に夜長に漫画一気読みとかいかがでしょうか☆






