相談があります。
好きな仕事をして15年。40代です。
3年前に異動で来た人からほぼ毎日怒鳴られています。(怒鳴るキレるわめく人です)
私は管理栄養士。怒鳴る人は調理員。仕事柄わたしは調理員さんに指示を出す事がありますが、全て拒否。怒鳴る。失敗は周りのせい。上に相談しても変わらず。
今まで一緒に戦ってくれていた別の調理員さんが他へ異動になり私1人で戦う事になります。私は辞める以外、異動はありません。怒鳴る人は貰い手が無いので異動は無さそうです。
好きな仕事なので辞めたく無いのに怒鳴られる日々が限界です。
周りの先生達は私の味方で、辞めないでと言ってくれますが、周りの為に我慢する必要はあると思いますか?
やりたい仕事なら我慢したほうが良いのでしょうか?
その怒鳴る人がいなくなればまだ働きたいですが…
MAMARURUさんならどうされますか?
・・・というコメントをいただきましたので、本日はコレを考えたいと思います。
思いますっていっても、ワタクシはプロのカウンセラーや人事部でもなければアンミカさんでもない、ただのシロウトやさぐれかあちゃんなので、なんの参考にもならないコトをぶっこくだけなんですけども、それでもよろしければってことで。
うーーーん、ワタクシなら、まずは怒鳴られてるところを録音しますかねぇ。
そして上司に直訴。それでもだめなら、上司の上司に直訴。
こちらが限界なことをキチンと伝える。なんとかならないのか、真剣に訴える。
それでも変わらないようなら、辞めます。
乱れた現場をなんとかするのは上長の仕事ですし、とはいえ最終的に自分を守れるのは自分だけなので、やれることだけはやってそれでもどうにもならなかったら、そんな職場にはさっさと見切りをつけるに限るかな、と。
ワタクシ、人間トシをとってから変わる、なんてことは基本的にないと思ってるんですよ。
特にまわりに怒鳴り散らすようなことをする人間は、自分を客観的に見ることができない人なので、絶対に変わりません。
よっぽどのことがあれば「あの人も丸くなったよね」みたいなことがあるかもしれませんが、健康を害するとか、大切な人を失うとか、全財産が消えるとか、それくらいのオオゴトがないと人間は変わらないと思うんです。
問題人物が変わる前にご相談者様のメンタルがヤラレます。
なので、変わるならご相談者様ご自身、ということになりますが、この場合は「職場」ですね。
人生は一回きりですが、職場はたくさんあります。
しかもご相談者様は資格職。それを生かせて同じよう仕事ができる職場が他にもあるはずなのでは。
メンタル病んでまで、その人に付き合うことはないと思うんですけども、いかがでしょうか。
ワタクシ、実母が鬱病持ちなのでよくわかるんですが、一度でもメンタルを病むと、回復するのはものすごく大変です。
完治なんてするのかな?というくらい、長く病気につきあうことになります。なんなら一生付き合うハメになるかもしれません。
そんな人の為に、たった一度の人生を病むなんてバカらしいじゃないすか。
ワタクシ、無宗教な人間ですし、スピリチュアルなことは苦手なタチなのですが(どちらかというと避けてます)、人間って自分がしたことは必ず自分に還ってくる、と信じてるんです。
まわりに優しい人間は、まわりまわって人から優しくされて、人が集まってきます。
まわりに辛くあたる人は、人が去っていって孤独になり、ますます卑屈になって辛くあたって、さらに孤独になるという負のループになる。
だからもしかしたら、その怒鳴り散らす人も孤独で不幸なのかもしれませんねぇ。
そんな不幸な人の負のループに巻き込まれちゃダメです。
もうね、逃げるが勝ち、というのは真理です。一人で戦うことはないんですよ。
とはいえ「嫌なことがあったら逃げればいい」と言うのは簡単ですが、それができないから悩むのだとも思います。
逃げる、ということは負けるわけじゃなくて、自分を守ること、です。
自身を守るためにも、いくつかの顔を持って逃げ道を作っておくのも大切かと思います。
悩んでいるときってどうしても視野が狭くなりがちなので、まわりの信頼できる人にどんどん相談するのもいいと思います。
自分独りで抱え込んではダメです。
当事者でない人はアレコレ的外れなコトを言ってくるかもしれませんが(ワタクシも含む)、それでも少しでも気分が軽くなら、今はグチりまくっていいと思います。
気持ちが軽くなったその先にきっと逃げ道が見えてくると思うんです。
とにかく、本格的にメンタルをやられる前に、逃げましょう!
ワタクシなら秒で後ろ向いて、マッハで一目散に逃げます!
・・・ということで、いつにもましてなんの参考にも解決にもならないことをぶっこきまして、すまそん。
ご相談者様の立場も詳しい状況も把握していませんし、今は上司も部下もいないワタクシがお答えしたところで、こんな無責任なことしか言えませんけども。
なので、プロの意見を聞く、という方法も有効かと。
全国の労働局、労働基準監督署内など約380ヵ所に設置されている「総合労働相談コーナー」
どうか一日でも早く落ち着いた環境で好きなお仕事ができますように。
↓最後に、江戸時代のお仕事漫画。この漫画がすごい!2024年の第3位。いつの時代も専門職はかっこいいし、働いて稼ぐということは尊い。そして、怒鳴る殴る蹴るけど仕事はできない、という人がいつの時代にもいることがわかります。