いつも面白くタメになる記事をありがとうございます。
シャネルのバレーシューズのコーディネート、どれも素敵ですね。
以前、Pretty Ballerinaのバレーシューズを履いていましたが、履き口がゴムで絞られていたのに歩くたび踵が脱げてしまい、手放しました。
MAMARURUさんがお持ちのバレーシューズは、脱げたり足が痛くなったりしませんか?
オシャレだし履き心地ベストなオススメブランドがありましたら、ぜひ教えて頂きたいです。
あともう1つ質問です(立て続けにすみません)。
冬のニットの捨てどきがわからず、困っています。
基本的に趣味が変わらず飽きることもないので、クローゼットに10年選手(それ以上かも)のお気に入りニットが何着かあります。
友人にも物持ちが良いと驚かれるのですが、やっぱり生地の弾力は大分なくなってしまいました。
しかし穴やほつれ等大きな損傷がないし、「毛玉さえ処理したらまだ着れるよな~」というもったいない精神も手伝って着続けています。
MAMARURUさんのニットを処分する目安みたいなのがありましたら、こちらも教えて頂けますとです。
よろしくお願いします。
・・・というリクエストをいただきましたので、本日はコレを。
まず先にニットの処分時期の目安ですが、ニットに限らず、ワタクシの服の断捨離基準は「一年間一回も袖を通さなかった服」です。
なので、毛玉ができようがほつれようが穴が開こうが、お気に入りでヘビロテ中なら断捨離しません。
でも着ていてテンションが上がらなくなる→着なくなる→結果一年間一回も着なかった、となると、まだキレイな状態でヘタってなくても断捨離です。
物持ちが良い、素晴らしいじゃないすか!
でも古い服って、やっぱりシルエットが今っぽくなかったり、コーデ全体の雰囲気が古臭くなったりするので、要注意なんですよねー。
ロンモチ、そんなコトは気にしない、マイベーシック&マイスタイルは変わらない、というのであれば全く問題はないかと思います。ファッションは究極の自己満足なので!
そしてオススメのバレエシューズですけども、今ワタクシの手持ちのバレエシューズはマルジェラのTABIのみです。
↓黒の他にキャメルカラーを持ってます。
マルジェラのアイコン的なアイテムですが、見た目も履き心地もクセツヨなので、万人にオススメできるかというと、そうではないかも。
でもこのTABIを履くだけで、全身のコーデが一気にモードになる、という魔法のような靴なんですよねー。
スタリストやファッショニスタから長い間支持されているのもうなづけます。
履き心地は個人差があるのでなんともいえませんが、ワタクシは初回から素足で履いても靴ずれ知らずでした。
万人にオススメできるバレエシューズといえば、元祖バレエシューズといっても過言ではない、レペットですかねぇ。
ブリジット・バルドーが愛用していた、という逸話が乙女心をくすぐります。
ワタクシは四半世紀ほど前にパリのオペラ座前のレペット本店で、シルバーヘアの素敵なマダムがバレエシューズを選んでいるトコロに遭遇して以来、レペットのファンです。
パテントの黒や赤、シルバー、ラバー製などいろんなタイプのレペットを履いてきました。
でも結局オリジナルのサンドリヨン(通称BB・参考写真のヤツ)が一番好きです。
今はTABIに夢中なのでお休みしてますけども、それこそ白髪のおばあちゃんになったらまたレペットを履きたいと思ってます。
ソールが薄くて疲れやすいのが難点でしたけど、今はクッション性があるソールや、素材もイロイロ、カタチもイロイロ出ているので、迷ってしまいそうなくらいのラインナップですよねー。
あ、でも値上がりしたのも難点か。。。(苦笑)
相談です!!
ここ最近何かと物入りで、ファッションにかけられる費用が少なくなってきました(涙)。
高いものが全部おしゃれではないのかもしれませんが、素敵だと思ったものはやはりそれなりの価格であることも多く。
雑誌で見るような「全身プチプラ!」みたいなのも年齢的に合わないかなと悩んでいるところです。
リーズナブルにファッションを楽しめる秘訣などあれば教えてください!よろしくお願いします!
・・・というリクエストいただきました、
ってか師匠じゃねーし!
いやー、わかりますよ、このご時世、電気代だけでもゴイスーなことになってますしねー。
ワタクシ、先月の電気代の請求書を見て目ん玉が飛びでましたもん。
オール電化ではない我が家でもこんなにかかるとは!オール電化のご家庭の苦労たるや。。。
まぁワタクシは仕事柄バカスカ買ってますし、むしろ買って試して流行に乗っかるのが仕事の一部分でもあるので(イイワケにか聞こえない)、日々ファッション沼にどっぷりつかっているわけですけども。
そんなワタクシがナニいっても信憑性ないですが、この愚ブログで何回も言っているとおり、高いモノ(ブランドモノ)を着る=オサレ&センスがよい、ではないと思っています。
全身シャネ○や全身エルメ○でも全くオサレに見えない人もいれば、全身ファストファッションでも思わず振り返って二度見したくなるようなオサレな人もいる。
全身トレンドアイテムだらけにしてイタい人になる場合もあれば、10年前のアイテムでもすごく素敵に着こなしている人もいるわけで。
もうね、こればっかりはその人が持つセンス、その人が持つコーデ力、全身のバランス、醸し出すオサレオーラと自信、としか言いようがないんですけどもね。
コレを磨くには、とにかくオサレ情報を見まくるしかありません。
マイシーズン発表されるハイブランドのコレクションを見たり、SNSを駆使したり、コレは!というコーデを見つけたらスクラップしたり。
そうして溜まった「なりたい自分」のスタイルをよーーーく見て、手が届く値段で似た雰囲気のモノを探しまくる。
古着屋さんやリユースショップでお手頃価格の掘り出しものを探す。
見るだけならタダなので、ハイブランドの店で現物をチェックしまくる。
お金のかわりに時間を使うしかないんですよねー。
でもそれが楽しいんですよー!!!
高いブランド品を身に着けると、手っ取り早くオサレには見えるとは思います。
特にブランドロゴがデカデカと書いてあるような服で、一目見てどこのブランドかわかる服は簡単です。
むしろコーデ力に自信がない人ほど、ブランド品を身につければオサレになります。
ならば逆に、コーデ力を身につけてセンスを磨くことで、ブランドネームをしのぐほどのオサレになれる、というコトだと思うんです。
だって究極にオサレなパリジェンヌはブランドがわかる服を着てないじゃないすか。
なんてことないデニムに白シャツにローファーだけでオサレに見えますもん。
少し前だったら、こんなコトはキレイ事だよね、みたいな感じだったかもしれませんが、SDGsが当たり前となり、リユースや古着がここまでブームになった今、むしろこのブームに乗っからないほうがもったいない、といいますか。
こんなご時世ですしね、高いものを買うのは買える人におまかせして、自分のできる範囲内でオサレを楽しめばいいんだと思いますよ。
ある意味いい時代になったと思います。
最後に、コレいっちゃうとアレなんですけども、体型や容姿全般が整っていたり、髪型やメイクがイマドキでキマっている、というのが実は一番重要だったりもするので、そっちにチカラ入れるのが一番手っ取りばやいかも(苦笑)。
整った体型で、メイクがイマドキで、髪がキレイだったら、全身プチプラや古着でも素敵に見えるんですよね。。。(遠い目)
モトもコもねーな。。。
・・・ということで、ファッショニスタやオサレな人のコーデを真似っ子して、プチプラや古着やリユースを賢く利用しつつ、自分なりのオサレを楽しむ、というのがコーデ力やセンスを磨く近道かと思います。
いったんセンスを身につけたら、服の値段なんか関係なくなりまっせ!(たぶん)
「必要なのは、お金じゃなくてセンスです」(by LEON)
ちょい悪オヤジ(死語)もたまにはイイコト言いますね。