今日は、娘っ子1号ちんは
修学旅行ということで
お弁当の日

リクエストは
牛肉とごぼうのしぐれ煮
唐揚げ
かつおとひじきのふりかけ

牛肉のしぐれ煮を作りながら
サービス提供責任者をしていた時に
出会った、おじいさんを思い出した


もうさ、ケアマネさんも手を焼く
頑固じじいでね
でもさ、根が優しいのは分かるの

だって、優しいもん
自分が信頼した人にはね


昔の男性にありがちな
不器用さゆえに伝わらない感じがね
私は好きだったなぁ
(ていうか、まぁ頑固なんだな。
自分が決めたことは譲れないっていうね)

落語が好きな人で
カセットテープに録音してるのを
ずっと聞いてた記憶がある

そんな、おじいさんのおうちに
ヘルパーとして入る時に
必ず作っていたのが
牛肉のしぐれ煮だったのね

だから、今朝は
しぐれ煮を作りながら
その、おじいさんのこと思い出してた
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もう、亡くなってるかもなぁ
な、年齢だった気がする

いっつも強気で、言動が荒くて
でも、その奥にある、寂しさがね
伝わってくるんだ。


でも、実際、本当に大変だったのね
介護保険ってさ
本人がどんな風に生きていきたいか
を大事にすることを目的にしてるけど
制度だからさ、ルールがあるんだよね

どれだけ、ヘルパーさんと
ウマが合うからって
時間オーバーしちゃいけないし
サービス外で
勝手に、来てもらっちゃいけないの

っていうか、そのヘルパーさんが
プロ意識が低かっただけ

他のヘルパーさんに
迷惑がかかるって分からなかったみたい。

利用者さんが
来て欲しいって言ってるんだから
行くでしょ
って言われたもんなぁ

なんでも面倒見ることが
優しさではないって分からなかったのかな

結局、
ヘルパーさんは、辞めてったし
その、おじいさんも、他の事業所に
移ってたなぁ


介護って、優しいだけじゃ
やってけないんだなぁって
痛感した出来事だったなぁ。