年末に旅行していた日本海側の地域が津波に襲われたようで、とても気になっています。
歩いて観て回った羅漢さんに願いを託しつつ、ブログを書きたいと思います。
強い寒風に耳がちぎれそうになり、涙と鼻水が止まらないままに必死に観て回ったのは
「十六羅漢」さん
曹洞宗海禅寺の石川寛海大和尚が、石工と共に元治元年(1864年)より明治初年(1868年)にかけて彫刻した羅漢像。全部で十六羅漢、全て半身佛。
そんな羅漢さんが彫られて安置されているのは("安置"とは言えない…)、こんな激しい海にどうやって彫刻したのか…。
地図は手書きで粗い、羅漢さんがどこに配置されているのか、詳しくわからない…
沿岸を歩く…
吹き付ける強くて冷たい風のせいで…
目が開けていられない
目を凝らさないと見つからない…
でも目が開けていられない
歩く歩く歩く
ようやく…出逢えた!!
発見、まとまって鎮座しておられる…
釈迦、文殊、普賢の三尊と周囲に十六羅漢その他の佛像を配しているそう。
本当にどうやって彫ったのか…
今回の一人徒歩ツアーでは、全ての佛像に出逢うこと、見つけることはできなかった。残念
あまりに凍え過ぎて、
歩き続けられなくなりました…
とりあえず逃げ込んだ近くの食堂。
お店は一軒しかないから選択の余地なし。
普段あまり食べないラーメンを食べてあたたまる、意外と美味しい餃子に癒される…
打ちつける波がすごかった…
地震被害の続報が発信し続けられています。痛ましく胸がとても苦しくなります。
元旦でお正月休みであったこと、夕刻だったこともあり、被害の全体像が把握されていないようですし、救済、救援活動がどこまで届いているのか心配です。
被害が大きなところの情報は報道で知ることが出来ますが、滞在していた山形県北部沿岸が大丈夫だったのか、親切にしてくださった皆さんがご無事なのか…
心からご無事を祈ります。