四十路も始めのうちは良いけれど、途中から段々となしんどくなってくる。とくに後半の坂道はそれなりに急坂も多い。
30代の時、ある歳上の人に「40代がいっちばん楽しくて輝ける時なんだよ。これから40歳を迎えるなんて羨ましい。」と言われた。
そう言われて以来、40歳になるのが不安じゃなくなったのを覚えている。
実際に40代に突入してみると
会社で背負う重責がさらに増え
病院とは無縁でいられなくなり
日々溜まった疲れがなかなか解消せず
睡眠の質も、基礎代謝も減退
親も歳を重ね健康問題に直面するなど
結構たいへーんじゃん
お陰で心身のバランスが崩れやすくなる
でも…
一方で40代を生きるうちに、いい意味で開き直ることが出来るようになってくる。つまり、人生を楽しむ余裕が生まれる。それは言い換えれば、怖いモノがなくなる、ということなのかもしれない。
なんでも前向きというかプラスに考えてしまうクセが完全に板についてきたと思う。
例えば、先々月40度近い高熱を出し、危うく救急車を呼ぶか…という経験を、高熱のお陰で身体中のガンになりかけた細胞が死滅したな、これであと5年は健康で行けるな、と寧ろラッキーに思っている自分がいるとか。
図太くなったもんだと思う。
それから、ひょんなことから始めた副業が上手く行かず大失敗に終わりそうな状況に陥っており、半ば諦めていた、ところが2020年からのコロナ禍で大いにプラスに転じて知らないうちに軌道に乗っちゃったとか。
廃業に逃げず、肝を座らせたのがよかった。
「人間万事塞翁が馬」とか「禍を転じて福と為す」とか、ほんとにあるあるだと実感する日々。
今日ブログで紹介した『運転者』という本の主人公、修一も40代で人生観、己の価値観を変えてゆく。著者が主人公修一を通して訴えたかったものと、我が心にある思いとが見事にシンクロ。号泣は出来なかったけど読んで良かった。

