さっと読みこなせる本なのに何とも時間が掛かってしまいました。
何がめでたい…つまりめでたくないと書いてあるんだろうと思って読み始めたのですが、単純に佐藤愛子さんのエッセイでした。
よく確認したら、女性セブンへの連載が書籍化されたという本でした。なぁんだ…
息抜きには良いかなという感じ。
でもわざわざハードカバーで買わなくても…という印象。
佐藤愛子節は健在で、それが大いに発揮されている章は面白かったですが…。
以前、廃棄業者が廃棄処分になったものを横流しして、それがスーパーで安く売られているという事件がありました。
「値段が安いもんに無考えに飛びつく女性がいるのがイカン」といわれると確かにそれが正しいような気がする。例によって「安値買いは悪」という著名な批評家の意見が正論としてまかり通るかのように見えたものの…
大阪のオバちゃんが
「そんなもん、安けりゃなんぼでも買うがなっ」と声を上げたそう。
佐藤さんは思わず拍手喝采っ!!安いもんがあれば飛びつく、これが日本の伝統的な主婦魂というものだ…と。10円でも安い豆腐があれば1キロ遠いスーパーにだって歩いていく…それが昔の家計を守る主婦像だったと。
確かに…
時代は変わった…もっと変わる…
なにがどう変わっても、この大阪のオバちゃんみたいにしっかりと自分の意見を言える堂々たる姿勢は見習いたいもんだなぁ。

