8月3日(月)
Mにひなを見ててもらい
Tちゃんに会いに行く
22日のあの日以来
会っていないから
12日ぶりだった
少しでも良くなったTちゃんに
会いたくてMに頼んで病院へ
行く事にした
ICUのベットで寝ているTちゃんは
たしかに人口呼吸器が外れていた
そのせいか前に見たときより顔が
スッキリしているように感じた
前の痛々しい感じがなくなって
いただけでも嬉しかったのに
昨夜 意識も戻り
こちらの言う事に
うなずける状態までなったとの事
一歩ずつの進歩ではあるが
本当に嬉しい!
「Tちゃん来たよ!
ままりんやで!分かる?」
(Tちゃんがうなずいた)
それを見た瞬間 涙がどっと出た
今日は泣かないと決めて来たのに
「頑張ったね。よく頑張った。
えらい!えらいで!
ひなのも元気で大きくなったで!」
(ひなのの写真を見せた)
人口呼吸器が外れたと言っても
まだ沢山の管が体中についてて
意識もしっかりしているとは
言えないが一生懸命私たちを
見ようとしているTちゃん
目の焦点が合っているとは
言いがたいが それでも
見つめ合えてる事が嬉しかった
抱き締めてあげたかった
私は預かって来たあのお守りと
千羽鶴を出し みんなの思い
みんなが待っている事
みんな心配している事
祈ってくれている事などを話した
Tちゃんは何度も何度もうなずいて
そして 涙を流し
「マ・マ・リ・ン・ご・め・ん」
と それは小さな声で
カタコトではあったけれど
たしかに そう言った
私はまたまた感動の涙
Tちゃんが話せた
それを側で聞いていたSが
「俺は?俺にはないんかい?」
と つっこんだ!
Tちゃんはそれに返した言葉は
またカタコトだが
「家に帰りたい!
家のベットで寝たい」だった
Sが「ひぇ~
俺には詫びも礼もないんかい!」
とまたまた つっこんで
少しその場に笑いが起きた
そして SがTちゃんに
「俺は帰って家のベットで
一人大の字で寝るわ悔しいやろー」
と わざと意地悪言った
それを聞いたTちゃんは
頬を少し膨らませ
すねた真似をして見せた
そんないつもの光景が
何とも言えないぐらい嬉しかった
次の瞬間 私は息もできないぐらい
胸が熱くなり涙が止まらなくなった
死を覚悟してと言われた日
死に7割向かっていると聞かされた日
あの日からどんなに不安だったか
どんなに怖かったか
あの日からこんな風に
笑える日が来るなんて
助かった事のありがたさや
こうして冗談を言えてる事などが
嬉しくて 嬉しくて
この二人がこのまま離れる事が
ないようにと切に祈った
Tちゃんが もっともっと
元気な姿になって
S Tちゃん ひなの
この三人が楽しく笑っている
姿が早く見れます様にと願った
