深すぎる!すごい絵本に出会った☆
「絵本玉虫厨子の物語」
平塚武二 作 太田大八 画
「玉虫厨子」って教科書に載っていましたよね!小学校か中学校か?
おぼろげな記憶がよみがえりました
玉虫厨子復元 Yahoo画像より
実際は誰がどのように造ったか記述がありません。
お話しは平塚武二氏の創作です。
名も無い若い仏師が一人で人生をかけて制作したというストーリーですが、
芸術の真髄、職人の本質、クリエイターの性(さが)、そして人間の究極の姿まで深く表現されていて、もう驚きました
そして、その物語にぴったりで引きたてあっている、太田大八氏の画は素晴らしすぎです
伝統を踏まえながら新しい表現
いっぺんにファンになってしまいました
そして絵本でここまでえがけるものなんだと、本当に感動しました
小学校高学年くらいから大人まで、ガッツリ読みごたえ、観ごたえある絵本です
この本を紹介してくださったのは、京都東山区にある、絵本屋さんの店長さんです。
“きんだあらんど”
先日友人に誘われて初めて伺ったのですが、本当に素敵なお店でした
店長さんは、太田大八先生と交流が有られ、お店で個展の開催もされたそうです
時代を超えて読み継がれて行く絵本、子供達にこういう絵本を引き継いでいく必要がある、とおっしゃっていました。
やはり昔話などが基本だそうです。
実際、小学校の読み語りで昔話の紙芝居とか、子供達喜びますものね~
昔話や太田大八氏の描き方は、私の好きな分野、そして伝統産業にも通じる得意分野でもあるのです
例の仏教絵本の話しをしたら、興味を持たれていました。
そして、今度見ていただきたいと言うと快諾されました
私は、今描きたい絵がいくつかありますが、ちょっとまとまらなかったのが見え出してきました
そしておまけ話し…
幼い頃から何度か、樹の下や幹で玉虫を見つけました
虫は苦手なんですが、玉虫はあまりにも綺麗なので怖くなかった記憶があります
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