ある朝、起きた娘は

(娘は家で浴衣で過ごす着物女子です)

娘はこの順番に行動に移しました。
・パジャマから浴衣に着替える(私に帯をむすんでもらう)
・座っておにぎりを食べ始める
・「おしっこ~」
・浴衣を脱ぐ(私に帯をはずしてもらう)
・トイレ
・座っておにぎりを食べ始める
・「あ、浴衣着てなかった」
・浴衣に着替える(私に帯をむすんでもらう)
・座っておにぎりを食べ始める
・「うんち~」
ちょっと疲れてるときはイラッとしてしまう育児あるあるではないでしょうか

私がプログラマ的性質(無駄なことや同じことの繰り返しが苦手)だからかもしれません

私は娘に段取りを自分で考えてみようと提案しました。
・起きたらトイレ
・浴衣に着替える
・おにぎりを食べる
娘はすごく納得したようで、他のことも自分で段取りを考えて行動するようになりました

ちなみに娘の行動をプログラミング思考的にすると…
・パジャマを脱ぐ
・トイレ
・浴衣を着る
・座る
・おにぎりを食べる
食べている途中でトイレにいきたくなってがまんできないか?
yes→
・浴衣を脱ぐ
・トイレ
・浴衣を着る
・おにぎりを食べるへ戻る
no→おにぎりを食べるへ戻る
・食べ終わったら終了
この順番でないと、パジャマの上に浴衣を着てしまったり、同じことを何度も繰り返さないといけなくなってしまいます

これはプログラミング思考でいうところの「シーケンス(順番に並んだ命令)」です。このシーケンスに無駄な処理があればコンピュータは処理に時間がかかってしまうため、できるだけ最短となるよう人間が命令を考えなくてはなりません。
ちなみに、娘が自分で納得してすぐに行動に移すようなことはめずらしいです。
いつもはなんだかんだ文句を言ってきます

娘が納得するのはどんな伝え方なのか試行錯誤の日々です…