数年前から共同親権シングルマザーとして2人の男の子を育ててます「mamapri(ママプリ)」です。

訳あって子供達の家から徒歩2、3分の場所に別居、通い育児をしてます。

 

はじめまして記事はこちら↓

 

 

 

共同親権のアイデアはどこから?(私の場合)

 

何回かに分けて”共同親権”を選んだ理由を過去記事で書きました→「共同親権を選んだ訳①」

 

 

 

共同親権のアイデアは、

過去西洋圏のいくつかの国に住んでいた時からうすぼんやりとありました。

 

 

アラサー独身でオーストラリアに住んでいた時、

同世代の日本人女性・アイルランド人カップルとハウスシェアしていたことがあります。

 

 

シェアメイトの日本人女性Mちゃんとは故郷も近く、

ワイン片手に酔っ払って色々下世話な話をする(笑)仲だったので、

恋愛話や国際結婚の実情、そしてその離婚話などなどでよく盛り上がっていました。

 

 

英語も堪能、各国の恋バナにも精通(?)したMちゃんから聞いた共同親権や離婚関連の話は、

 

例えばこんな話…

 

 

⭐️男性側が西洋圏の人、女性が日本人で国際結婚し離婚した時、

(日本は単独親権しか認められていないので当たり前のようにその感覚で)母親(日本人女性)が子供を連れて自国に帰国。

それに対して”子供を勝手に連れ去られた”と、父親側が「誘拐案件」として立件し裁判沙汰になった。

 

とか、

 

⭐️結婚した場所が例えば外国だと、その国の言葉(オーストラリアなら英語)が”堪能とはいえない”レベルの元日本人配偶者側は、親権を争う裁判で圧倒的に不利。

ネイティブスピーカーの元配偶者から”小学生みたいな英語を聞かされ続け疲弊した結婚生活だった”とか結構心の傷になるような事を弁護士を通じて伝えてこられたり、親権以外のところでストレス倍増になることも。

親権を得るためにはその国に居続けなければならず、異国の地の裁判でへとへとになる話も聞く。

 

とか、

 

⭐️めでたく離婚した後も、(共同親権なので)子供達はそれぞれの親のところに平等に滞在するパターンが多い。

例えば週3は父親の家、週4は母親の家など。

(それはそれで子供にはまぁ負担だよね、とかどっちかの家の方を子供が好んで、もう片方には行きたがらずそれでモメたりする、とかそんな付随する話も聞く)

当然だが、子供と繋がり続けたければ、離婚後も子供(と元配偶者)がいる国を離れることはできない。

 

とかとか。

 

 

(↑↑↑重い……普通に振り返ると、酔ってする話じゃないです…苦笑😅)

 

 

こんな話を耳にしながら、

自分でも住んだり訪れたりした国の恋愛・結婚事情を目にしながら、

 

・確かに今までは「単独親権が当たり前で、離婚したらなんとなく母親が引き取るイメージ」だったけどその常識が当たり前じゃない

・親は離婚しても親じゃなくなることはないし、共同親権って合理的かも

・離婚した後も平等に子供たちを見るって新しい(当時の私には)

 

とゆるーくですが、感じたのを覚えています。

 

当時の私は独身ですし、離婚前提で結婚する人はいないと思うので、

自分ごととして真剣に考えていたわけではありません。

 

「日本と海外ってこんなに違うよね〜」というノリの面白ネタとして聞いていました。

 

 

が、いざ自分が離婚するかもとなった時、

「そういや海外でこんな話聞いたな」というのを急に思い出し、

”共同親権”というキーワードを頼りに下調べ開始。

手探り状態で取り掛かった、というのが実情でした。