おはようございます。
突然ですが「風が吹けば桶屋が儲かる」
と言うことわざをご存知ですよね。
でも、このことわざの由来をちゃんとご存知の方は少ないはず。
なぜ風が吹けば桶屋が儲かるのか?の流れはわかりますか?
風が吹く
→砂が舞う
→砂が目に入ったせいで失明する人が増える
→失明した人は三味線を弾いて生計を立てるしかない
→三味線の需要が増す
→三味線の材料となる猫が大量に狩られる
→猫が減ったせいでネズミが増える
→増えたネズミは桶をかじる
→桶屋が儲かる
と言う事だそうです笑笑
そしてこのことわざの意味は、
「ある事象の発生により、
一見すると全く関係がないと思われる場所、
物事に影響が及ぶことのたとえ」
なのです。
この思考はビジネスをしていく上では大変重要な要素であります。
今回の諺のように、
風が吹く→桶屋が儲かるに至るほど
全く関係がないところまで考えていくのはかなりの
先見の目が必要ですが、
上記で言うと2番目の項目ぐらいなら想像ができますよね。
もし2番目の「砂が目に入ったせいで失明する人が増える」
と想像することができたなら、風がよく吹く地域では
どんなビジネスが栄えていくでしょうか?
失明してしまった人を助けてくれるようなビジネスが
発展していくでしょう。
そして次の段階では、三味線の需要が増すので
三味線関係のビジネスが発展すると言う訳なのですね。
もちろん時代の背景が異なるので「桶屋が儲かる」に
至るまでは私たちには想像がつかない状況ですが
現代に置き換えるとどうでしょう?
私が参入しているジャンルである「起業」をテーマに考えてみると、
数年前から起業ブームが起きています。
これはインターネットの普及により、
全く無名でも素人でも"発信をする"SNSやブログという
メディアプラットフォームを持つことで
主婦でも、自宅にいても、ど田舎でも
ビジネスを展開することが可能になったからです。
そこで1つ目の「→」
「起業ブームがおきた」
→「起業コンサルが増えた」
です。
コンサルと名乗る人が日本中にかなりの数誕生しました。
「キラキラ起業女子」が流行ったので、
そういった方を指導するコンサルが流行った。(←既に過去形)
流行に乗って成功をした人も数々いらっしゃいますが、
現在は「ただ流行に乗った」だけの方は淘汰されているのが現状です。
ちゃんと実力のある人しか残っていない。
ということはそろそろ起業コンサルの時代は収束を迎えている。
次の→をキャッチしなくちゃいけない時期なのです。
さて次の→は何でしょう?
→本当の実力をつける。本物として残る。
のか?
→次の展開を考える、
のか?
答えが欲しいところかと思いますが、私にもわかりません。
時代を先読みする能力まで残念ながら持ち合わせていません。
しかし恐ろしいことに今はこういった推測まで
AIがやってのけるようになってきています。
だからこそ、情報収集をするのです。
経済誌を読む、ニュースの題名だけも目でキャッチする。
流行り物の情報をキャッチできるようにする。
など、自分が関われそうなジャンルで困ってる人がいないか?
という目で見てみるといろいろとアイデアがわいてきます。
流行り物そのももに関わらなくてもいいのです。
キーワードはその流行り物の陰で「困ってる人がいないか?」です。
自分がしたいこと優先で考えてはいけません。
「自分の関われるジャンルで困ってる人」を優先で
考えてみてください。
それがビジネスチャンスです。
時代の先を読むためにも情報収集をしましょう。
これからの時代に何が必要となってくるのか?
その背景になにが起こるのか?
次の一手がビジネスチャンス!