こんにちは


看護師のベビースキンケア教室ままのて ですニコニコ




今日はちょっとプライベートなお話てへぺろ

ちょっと聞いてやってくださいチュー




実はうちの母、アルツハイマーと診断されています。

けれど、地元の大分で一軒家に一人暮らししています。生まれも育ちも別府で別府以外に出たことがなく、家も母が建てたようなものです。

愛着があり、動きたくないのかもしれません。




もともとものすごーく気が強くてバリバリ働いて家計を支えてきた人。

人に頼りになるとか支えてもらうなんて考えられないタイプでした。



母は准看護師でしたが、ケアマネや主任ケアマネの資格を取り、長年福祉の現場で働いてきました。定年後も看護師として介護施設にいたため、自分がそこに入ろうなどとはプライドが許さない模様ですニヤニヤ

(知っている人にその姿を見られることも含めて)



父ががんで亡くなり一人になったこととか生きがいだった仕事を体力的な理由で辞めたことなんかが関係しているのかもしれませんし、先生の指示により車が唯一の移動手段の母に、免許を返納させたことが症状を加速させたのかしれません。が、それは永遠に謎ですニヤニヤ




数年前からなんだか物忘れがひどい、とこぼしていた母に物忘れ外来を勧めて病院通いしていましたが、いよいよあれ?となって勤めていた大学病院の先生に診てもらおう!となり、やっと予約が取れたのは二人目を産んだ直後。




福岡に来てもらい、まだ帝王切開の傷も痛む時期に赤子を抱いて奔走してました。

その時、『なんで今なの!?えーんえーん』と泣きそうな気持ちでいたのを思い出しますアセアセ



その時、3人育てている友達から『自分に癒しがある今だから頑張れる、これが子どもも反抗期だったりしたら頑張れないよ』と励まされました。



そして本当にその通り‼️と今思います。

これこそ、絶妙なタイミングだったのだと思うのです。


母と私だけではきっとギクシャクしたに違いありません。

それに、私では孫ほど絶大な癒しを与えることはできませんし、私も子供の癒しという逃げ場を得て頑張れています。




母にとって唯一の楽しみとなっているのはやはり孫とのやりとり。

気の優しい5歳の娘とまだ何もわからない1歳の息子と遊んだり話したりするのがとても嬉しそうです。

毎日のようにFaceTimeなんかでやりとりします。

電話したことはすぐに忘れてしまいますがね笑



最近は携帯がどれか、とか充電がわからないとか手間取るようになりましたが、まだなんとかできています。




今は月に1回週末にたいていは私と子供だけ帰って身の回りのことをしたり、病院へ連れて行ったり一緒に遊ばせたりしています。



というか、それが県外に住むわたしには精一杯ですが。チューチュー




問題は子供側です。

最初の頃は『ばあば、また同じこと聞いた!』

『また忘れてる〜!』と5歳にもなれば悪気もなくなんでもしゃべってしまうので、私の方がなんか気まずい気持ちになったりしていました。



そこである日、娘に『ばぁばは歳をとってすぐ忘れちゃう、ドリーみたいな病気になったの。ニモみたいに優しくしてあげてくれる?』

『ばぁばはSちゃんのことが大好きだから、Sちゃんが優しいととても嬉しいんだよ』

と話しました。


            ファインディングドリーby  GMO



娘はファインディングシリーズのドリーが大好きなのです。

忘れても忘れても前向きでアイデアが豊富で行動力のある優しいドリーは家族でみんな大好きで、何度も繰り返し見ています。





それで納得してくれたのか、『わすれてる〜!』とかは言わなくなり、ばぁばに何度も同じこと聞かれたり言われたりした時は、少し困った笑顔で私をみるので私が助け舟を出します。




逆に結構繊細な娘がばぁばの何気ない言葉に傷ついたりしないようにも注意しています。

ばぁばは言ったことはすぐ忘れてしまうので、子供の態度に逆に怒ったりしてしまうこともあるのです。




子供なりに気を遣っているのがわかります。

ちょっとうんざりしているのもわかりますてへぺろ

それでも、ばぁばとの時間楽しんでくれているようです。




進行だけして回復することはない病気。

いつかは私や孫のことも忘れてしまうのかもしれない、だからせめて今は楽しい毎日を送ってもらいたいと思います。



はっきり言って綱渡りです笑い泣き笑い泣き

私も患者さんに接するような対応は全くできませんアセアセ

なんとか思い出させようとしたり、間違いだと訂正してみたりニヤニヤ

→例えば分別ゴミ笑




看護師としては🆖な対応ばかり笑い泣き

頭じゃわかっているんですが、家族の気持ちはそんなに教科書通りには行きませんねてへぺろ





私がまだ若い看護師の時に、初めての看護部長の面談があり、父は昔から持病があり母が家を支えている、と話をしたとき、一言目に『それならあなたはとても優しい人なのね』と言葉をかけられたのを思い出します。




自分では思いもよらないその言葉に何も返せなかったけれど、人は苦労した分成長できる、人の痛みがわかり、優しくなれるのかもしれないと言う希望をもらった言葉でした。



子供にとっていくらか負担なのかもしれないけど、優しさとかも学んでくれたら嬉しいな、と思います。

そして、ばあばが忘れる分せめて5歳の娘の記憶には少しでもばぁばと遊んだ記憶が残ってくれたら、と思っています。



母にとっても自分にとってもそして子供たちにとっても帰ってこない今を悔いなく過ごせるよう、試行錯誤は続いていきますチューチュー

がんばらんば!

同じ悩みの方はおられませんか?爆笑爆笑

気軽にお話ししましょ〜!



もちろん、ベビースキンケアについてのお問い合わせは常時受け付けております!


メールフォーム


LINEの方はこちらから