こんにちは。
看護師のベビースキンケア教室 ままのて です



ご訪問ありがとうございます。
今日はオムツが外れるまでは何歳になっても付き合うことになる、おむつかぶれのトラブルについて、です😊
油断するとすぐに赤くなってしまう赤ちゃんのおしり

下痢とかのわかりやすい理由がなくても、たとえば水分取りすぎてオムツが吸いきれなかった、とかいう時でもお肌が敏感な赤ちゃんは赤くなってしまったりします



オムツが小さくなってきているとき、またはサイズはあっていても、すぐにオムツがパンパンになるほどおしっこをするなぁ、という時はオムツかぶれ予防の観点からも、早めのおむつのサイズアップが必要かもしれません



私も、スキンケアはずっとライフワークのはずですが、うちの赤ちゃんがスキントラブルを起こさないかといえば全くそんなことはありません!
(いばって言うほどのことでもない
)


おむつかぶれを防ぐ方法、として以前こちらのブログでセキューラPOという商品と代用としてベビーワセリンを使う方法をお伝えいたしました。
我が家にも一応両方常備しています。
おむつかぶれに対しては圧倒的にうちではセキューラPOですが、ワセリンとどういう違いがあるのか

ほとんど同じであれば、価格と手に入りやすさでベビーワセリンに軍配があがります



後ほど検証した結果をお伝えいたします

先に説明しておきますと、この二つの一番の役割はあくまでおむつかぶれ予防で、治療ではありません!
あらかじめ皮膚に塗っておくことにより、おしっこやうんちが直接皮膚に触れるのを防いで、おむつかぶれにならないようにする、というのが目的なのです。(下痢の時など特にオススメ)
けれど、赤くなった程度であればワセリンを塗っておくと、炎症がひどくなるのを防いでくれその間に治ってくることも十分期待できます!!
うんちやおしっこは皮膚にとっては刺激でしかありません



ワセリンはおしっこやうんちの攻撃から身を守る、いわば『シールドのような役割』と言えます

刺激による攻撃が続くと皮膚の炎症は強くなってじきに皮膚がただれてしまいます



おしっこやうんちが赤くなった部分(炎症)に触れないようにすることはおむつかぶれを治す早道です!
ちなみに、ただれるととても痛い
ので皮膚科か小児科へ行った方がよいです。

(ただれにストーマ製品のパウダーを使用する方法もありますが別の機会に詳しくお話ししたいと思います)
病院に行くまではワセリンを塗ってあげておくと、痛みを和らげてあげることができます。
ただれにおしっこやうんちが触れると激痛
ギャン泣き


なのでワセリンによってはじいてあげる、ということです



実は先日、少し長めの時間オムツをかえることができなかったときに、すぐにおむつかぶれができてしまいました

割と早く溶けた印象があります。
次にセキューラPOを使ってみたらわりとすんなり赤みが消えていきました

テクスチャーはワセリンよりも固めなので持ちもいい気がします。
改めてご説明いたしますと…
セキューラPOは医療用に開発されたスキンケア製品です。
病院などではスキンケアや創傷ケアの専門家や看護師が、必要に応じて患者さんに購入をお勧めするような定番商品です。
ドラッグストアなどでは手に入りませんが、今はネットで簡単に購入することができます。
![]() | スミス・アンド・ネフュー セキューラPO 撥水性ジェル (70g) 1,620円 Amazon |
他にロハコやアスクルなどにも同じ価格でありました!
話を元に戻します。
ワセリンではすぐに効果がなかったのに、セキューラPOでは割と早く赤みが引いたのはなぜかな?と考えました。
そこで成分を見てみますと…
ワセリンが主成分でありますが、この中で特に酢酸トコフェロールには血行をよくして皮膚のトラブルを予防する効果、パルミチン酸レチノールには皮膚の保湿成分を作るのやターンオーバーを促す効果などが認められています。
要するにスキンケア成分を一緒に配合しているワセリン、ということになります



なのでセキューラPOのほうが、ワセリンより効果が高くオススメ
ということになります!


ちなみに…
おちんちんの裏側は見落とされがちですが、かぶれを起こしやすいんです

一緒に見てあげてくださいね



おむつかぶれがおうちのケアで治りにくい場合は他の病気が隠れている可能性もあるので早めに皮膚科へ行きましょう

※その場合はワセリンが逆効果になってしまうこともありますので注意してください



お問い合わせはお気軽に♡ ↓
