こんにちは。

看護師のベビースキンケア教室 ままのて
です。

男の子のママさんからよく、おちんちんのケアがわからない、というお話を聞きます。


それもそのはず、ママたちとっては完全に未知の世界ですよねてへぺろてへぺろ



それに、ネットやベビー教室などではいろんな情報があふれていて、どれが正解なのかわからないと思いますキョロキョロキョロキョロ


正解ってなんなのでしょう!?


そもそも赤ちゃんは生まれつきみんな包茎といって、おちんちんが皮をかぶった状態が正常ですニコニコ



私は1ヶ月ほどアメリカの病院で研修を受けていたことがあるのですが、そこでは産まれた翌日の男の子の割礼(かつれい:包茎をなくす手術)が行われていてびっくりしましたびっくりアセアセアセアセ



赤ちゃんが出血するので思わず「可愛そう…ガーン」と言ったら、赤ちゃんのご両親が驚いて「包茎の方がよっぽど可愛そうだ!」とおっしゃいました。


産まれた赤ちゃんの7割が割礼をすると言われるアメリカアメリカでも割礼の反対運動が起きたりと時代も変わってきていますうーんうーん



宗教的背景だったりお国がらだったりで価値観が色々ありますし、日本の中でも様々意見がありますにやり



おちんちんの皮を早くむいてしまったほうがいい、という考えの根拠の一番大きなものに「汚れが溜まる場所をなくし清潔にすること」があります。


それによってバイ菌による感染症や、起こるかもしれない性病などを防ぐという理由のようです。


一方、むかなくてよい、という考えの方は思春期までには自然にむけてくるものであり、むく行為は不要、むしろ不必要な刺激は避けるべきという考え方です。たいていの医療機関病院ではこの方針のようです。


一人目の子供の時、たまたま参加したベビーマッサージの教室で、先生がその場にいた男の子のママにおちんちんをむきましょう!と言って、動揺しているママを誘導して、男の子のおちんちんの皮を剥かせるのを目の当たりにし、衝撃を受けましたガーンアセアセ


また、うちの10ヶ月になる息子のおちんちんを洗おうとした時、強い力も加えていないつもりなのに(強かったのか!?)ずるっとむけてしまいましたえーんえーん

むけた部位は真っ赤な粘膜状…ガーン
どちらも見るからになんだかとても痛々しくて、
かわいそうだなとおもいましたえーんえーん


私が学んだロイヤルセラピスト協会では無理しない程度にほんの少しずつむけるようにして、清潔に保つこと、むけたときはむいたままにしないこと、と習いました。


その後、色々な意見を踏まえて 自分の息子のケアをしながら考えた結論は…ニコニコ

むく必要」はなしニコニコ
ただし清潔に保つ必要はあり!


0歳の間は痛みがないと言われるためか、早くにむくことを奨励する協会などもありますが、これに対し専門の医師の多くが必要ないと判断しています。
(先生によって意見の分かれるところでもあります)


では正しいお手入れとは!?ウインクウインク

むけていない状態の赤ちゃん
お風呂に入っておちんちんを洗うとき、先端から根元に向けてしわを伸ばしながらきちんと泡で洗い、流します。


先端が赤くなっていないか、また、触った時に痛がったり腫れたりしていないかをみてあげましょうニコニコ


亀頭包皮炎と言って、包茎のおちんちんの先っちょ(亀頭と包皮の間など)にバイ菌がついて炎症を起こすことがあります。
ひどくなると大変なので「むく」一番大きな理由にあげられています。


けれど早くに発見してあげれれば内服や局所の処置、もしくは清潔にするだけで治る場合もあります。手術などの処置はまれなのですウインクウインク



すでにむけてしまった赤ちゃん
むくことを推奨する協会などでは、すでにむけてしまった子に関して、お風呂の時に毎回むいて泡で洗った方がよいとされています。
しかし個人的にはまだ生々しくて普通のお湯や洗浄剤を使うと非常に痛そうに見えます…ガーン

むいた箇所は赤い粘膜の状態で、医学的、常識的に考えて生理食塩水以外は痛みを感じると思いますえーんえーん

うちの子の場合ですが、むけたからと思ってむいて洗おうとすると痛がる様子を見せるので、今は完全にむかずに先端の部分のみ清潔に保つようにしてみています)

追記:かかりつけの小児科の先生に確認したところ、特に毎回むいて洗う必要はない、と言われました。
現在のケアでよさそうですニコ


また、むけたあとでも普段はきちんと皮をかぶった状態に戻しておかないといけませんおーっ!おーっ!
皮がおちんちんの途中で止まってしまうのは首を絞める形になって危険ですドクロ



むけていてもいなくても、異常を感じたら医師に相談する必要があります!!
心配な時にはまずはかかりつけの小児科の先生に相談してみましょう。



以下に参考になる記事を添付させていただきます。

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