嫌な客に久々当たってしまった。


レジで商品をスキャンし、商品をスキャン後の商品を右側へ流す。 その商品を客が自分のキャリーバッグに詰め込んでいたら客がジャムの瓶ォ落として割ってしまった。


うちのコンビニでは客が壊した商品は買い取ってもらうのが原則だ。


底が割れた商品をビニールに入れて「これ持って行きますか?」と聞いたら客は金を取るのか?と聞いたからそうだと答えると急に怒り出してお前の置き方が悪いんだ、と私に詰め寄った。

「割ったのは私ではなくあなたですよ。はい、合計で◯◯ユーロでっす」と会計を迫ったらさらにカチンときたようで、お金は払ったが帰り際に騒ぎを聞いてやってきた私の同僚に、あいつのせいだ!俺は10年来の客だぞ!!と叫んでいた。


以前、フランス在住の人のブログで、やはり客に怒られたという内容があって、アジア人だから言われるんだろうか?というようなことが書いてあったのを思い出した。

このコンビニで働いていて、それは事実なのだろうと思う。言葉の問題もあって説明がなかなか通じないせいもあるが、移民系に対して居丈高になる人が一定数いる。 どの国でもいるけれど。


自分が割ったのは明らかなのに堂々と人のせいにする。この国では少なくないんだろうね。

人前で怒鳴りつけられてとても嫌な気持ちで動揺してしまったが、客が並んでいるので勤めて平静を保った。

ただね、なんだろう? 思ったよりも動揺が続かなくて、フランスに来て底辺に近い仕事して理不尽なことに慣れちゃったというか、フランス人化しちゃってるというか。「だって私悪くないもん、あんた馬鹿なの?」という感覚の方が強い。


それでもやはりこんなことがあると後から思い出しちゃったりして再度嫌な気持ちになる。

今日は瞑想でもして心を洗おう。