PRESIDENT WOMANの記事『最新の研究が明かす「子どもは何歳から一人で寝るのがいいのか」』↓より
https://president.jp/articles/-/32764
筆者は、医学博士の細田 千尋氏(東京大学大学院総合文化研究科研究員/科学技術振興機構さきがけ研究員/帝京大学医学部生理学講座助教)
以下、抜粋&まとめ:
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・1960年代の日本では、親子の川の字寝率は、91%だったのに対し、70~80年代前半になると、2歳児で約40%、3歳児では49%と、その割合が一気にさがっています。この時期は、欧米に倣い子供部屋で独り寝をさせようという考え方が主流に。
・80年代後半になると、母子の愛着形成の重要性、添い寝が乳幼児に与える安心感や情緒的安定が示されるようになり、寝るときは母子同室がよい、という考え方に戻る。
・世界の母子添い寝状況 in 2017年 by オランダの研究チーム:
日本 54.4%
【欧米】
アメリカ 23.0%
イギリス 7.1%
イタリア 6.4%
ドイツ 8.9%
フランス 38.9%(思ったよりもベッドシェアをしている割合が多い印象)
【アジア】
インド 70.0%
ベトナム 83.2%
モンゴル 100%
・アジア圏は欧米に比べて高い割合。住環境や各国における夫婦のあり方の差を反映している面あり。
・以下、アメリカやオーストラリアでの研究報告:
◆添い寝をする人のほうが、親の産後うつの割合が有意に高くなり、睡眠の質が低くなる。
◆父親が添い寝した場合、睡眠の質が落ちることに加え、覚醒時(起床時から夕方まで)のテストステロン(男性ホルモン。性欲を亢進するほか、体毛の成長や筋肉や骨格を形成する)の値が有意に低くなる。
◆子供側からも、添い寝でない方が、夜泣きが圧倒的に少なくなること、寝るときの体温の上昇が抑えられることなどの理由から、安定的な睡眠を確保できる。
・以下アメリカでの研究報告:
◆意図的に6歳まで添い寝をしていた場合、していない人たちに比べて認知的スキル(知能など)が高かった。
◆幼児期(~6歳)まで親と一緒に寝て、夜間の安心感が強くなることで、日中の行動がより自立的になる。
◆乳幼児においては、独り寝をしている子の方が、おしゃぶりや特定の寝具(タオルケットやぬいぐるみなど)への執着が強く、親指しゃぶりの習慣やおしゃぶりを利用する期間が長い。
本記事での結論:
子供の情緒安定には、親との愛着形成が重要。過ごす時間の長さではなく、過ごし方(質)が大切。寝不足やうつに苛まれて子供と過ごす時間が長くてもいい影響が出るとは考えにくい。また、いくら長い時間一緒に子供といても、その間、スマホやテレビ、ママ友に夢中になっていたりだと愛着形成はうまくいかない。添い寝については、どちらがいいかは、それぞれの親子ごとで、「自分たち親子に合った」選択をすることが最も良い。
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っということで、記事タイトル「何歳から一人で寝るのがいいのか」については、
答えなし!
でございました。
我が家では、8歳、5歳、3歳、まだ全員一緒に寝ております。
理由は、部屋がないから。
そして、私が子供たちをギューってしながら寝るのが好きだから。
更には、末っ子がまだ卒乳してないから!←でもね、もう全然出てないんだけどね・・・
しかし、うちは上の二人が男子だし、成長ホルモンに影響したらよくないので、チビ次郎が小学生に上がるときくらいに考えようと思います。
2段ベッドか、ロフト式ベッドか。
さみしくなるな・・・