あっという間すぎる・・・

チビ太のときより、更にあっという間でした。
未だに、自分が妊婦であるという認識に乏しいままバタバタ働いています。
たまに胎動を感じると、「おおっと。ここにはチビ2号がいるんだっけ」と思い出す程度っす・・・


今回の妊娠については、上司のM部長と担当製品のマネージャーには、11週のときにでかけた出張 のときお話しました。
非常にすんなりと、「引継ぎはAさんでいいよね?話しといて」とアッサリお話も済んだので、実際に引継ぎを担当してくれるはずのAさんと営業アシスタントの派遣の方へも、出張の次の週にお話しました。

以前だったら、Aさんへ話すときは上司が同席してくれたんだけど、今のM部長は丸投げの人 なので・・・


「実は、この度第二子を妊娠いたしまして・・・」と切り出すと、2人とも「おめでとー!!」と言ってくださいました。
ありがとうございます、恐縮です。

続けて、
「産休は来年の3月から。Mさん(上司)からは、「Aさん一人で引継ぎ大丈夫か確認しろ。」と言われています。今私がやっているのはA製品の○○××ですが、○○部分については、広報と業務支援グループから共同でサポートしてもらえることになりました。××部分についても、技術担当とうちの部署からの指示があれば業務支援で賄える部分もあると言われているので、取りまとめの部分をAさんにお願いしたいと考えているのですが」

みたいに話すと、Aさんの回答:

「えりゅさんって何歳だっけ?37歳?ふーん・・・。」

・・・ふーんって・・・?
で、引継ぎダメなの?拒否なの!?

「もっと若いと思ってた。」

っそ、そうですか・・・すいません・・・

「私の知り合いにも、37歳で妊娠した人がいるよ。で、まだお腹が大きくないときツワリで苦しくて電車で席を譲ってもらいたかったのに、「本当に妊娠してるの?」って言われたんだって。マタニティマークは付けてなかったけど、「これが証拠です!」ってエコー写真見せたんだって。」

・・・っそ、そうですか・・・すごいお知り合いですね・・・

で、引継ぎダメなの?拒否なの?

「うん、A製品は、もう色々忘れちゃったけど大丈夫だと思うよ。業務支援グループができて良かったねー。」という短いお言葉をいただきました。

ほぉ。
よかったー・・・

実は、私が現在担当しているA製品は、元々はAさんが担当していたものでした。
私の育休復帰後、お互いの担当を交換してお仕事していたので、今回の引継ぎも「一昨年までAさんがやってきたことを、今はこうしています。」くらいの確認でよい、という状態なのです。

で。
ここからは グ チ なのですが・・・
グ チ ってもいいですか?


今から1年半前、復帰後にAさんからA製品を引き継いで気づいたのは、

・複数の顧客データベースの統合を怠っていたので、必要な情報がお客様に何年も渡っていなかった
・様々な販促資料に掲載されている重要関連製品のスペルが間違っていた、あと、メーカーが合併して製品名が変わったブランドについても何年も更新されていなかった

などなど、ちょっと考えられない不手際の連続。
細かいことはもっともっとあったけど、ここでは割愛。


特に、お客様に必要情報をEメールで送るときの手順を引き継いだときは、アシスタントの子に「実はA製品については、統合してないと思います・・・」と言われてビックリ。

「え?Aさんはどうやってたの?」と確認すると、「私は派遣だから顧客情報をいじっちゃいけないんです・・Aさんのやり方にも、勝手に口出しできなくて・・・」
「マネージャーのHさんには報告した?」
「「Aさんに言っといて」だけしか言われなくて・・・」

アホか!

Aさんに確認すると、「必要情報をお客様に送ったことなんて年に数回しかないからあんまり覚えてないんだけど。でも統合なんて面倒なことはやったことないけど、今まで誰にも文句言われたことないし。」とだけ。

マネージャーに、「今までこっちのお客様にはアップデート情報伝わってなかったみたいですよ?」と言うと、「それは困るんだけど!」だって。
「Aさんにはどう指示してたんですか?」と聞くと、「今までのことはもういいから何とかしてくれ」的なことを言われるばかり・・・

ま、使い勝手の悪いデータベースのせいでもあるんだけど、統合マクロの作成と配信手順をマニュアル化したのは私でした。


あと、主要関連製品のスペリングが間違ったままの製品カタログたちも衝撃でした。
業界ではシェアも多い基幹製品だし、どうやったら間違ったままなのかもギモン。
ブランド名が変わった製品についても、変更されたのは2010年のこと!
私が育休前に担当していた他の製品にも関係があり、そっちは全て対応済みだったので余計に覚えてたのでした。

これを指摘したら、Aさん、「ホントだー。誰も教えてくれなかったー。」

・・・確かに、Aさんだけのせいではないと思うけど。
この資料を使い続けていたほかの人たちも、気づいていたのか気づいてなかったのか。


あとは、数ある英語資料の翻訳も全くされていないまま丸投げされたりなど、そのとき引き継いだのは、結構な量の「改善業務」だったのでした。


実はこのAさん、ちょっとイワク有りの方なのです。
元々うちの部署に入ってきたのは4年くらい前かなー。
全く関係のない間接部門のWebの入力作業みたいなことをやっていたのに、急に異動になってきて。


この方がどれくらい常識がないかというと・・・

例えば、複写形式の契約書を記入するとき、間違った部分を修正液で消してました。
びっくりして、「あの、これ、正規の契約書ですよね?これを出すんですよね?修正液使っちゃってますけど・・・」と聞くと、「ええー?ダメだったら、先方から突き返してくるでしょ。」と面倒くさそうに答えてました。

あと、ユーザー様に面倒なテスト利用をしてもらって謝礼のギフトカードを送るとき、メール便を使っていたそうです。
これは、さすがに総務部に「お客様に有価証券を送る場合は配達記録、金額によっては書留を使いましょう」とイントラの掲示板に出してもらいました。

これもAさんに言うと、「へぇー・・・ダメなんだ。」とだけ。

しかも、ギフトカードを送る際の送付状の文言が、「平素よりご愛顧いただき、熱く御礼申し上げます」になっていました・・・

甲子園か!!


こういうことって、Aさんがうちの部署に異動してきたとき手取り足取り教えなかった私が悪いのでしょうか??
一般常識じゃないの??
もちろん、これ以外にも、細かいビミョーなことはいっぱいしでかされてます・・・


上記のことを以前の上司にグチった(っというかチクった)とき、「うん、そういう人だから、他からたらい回しにされてきのよ。今の立場だって、降格でえりゅさんの下で一から学ぶっていう異動を出されたのに、辞めなかったわけだしね。そのうちまた業務で引き取ると思うけど。」とはっきり言われてしまいました。
どうやら、元の部署の直属の上司とケンカなんかもしたらしい・・・

なんていうかねー、ミスがあるのは人間仕方ないと思うし、ある人にとっては常識でも他の人にとってはそうじゃないことだってあるとは思うのですよ。

でもね。
プライドだけ高くて、人から間違いとか指摘されると露骨そうにイヤな顔をし、反省の色などは示さない・・・
明らかなミスを指摘しても、「ああ、それだけ頭から抜けてたわ。」なんていう言い方をする・・・

いくら私よりずっと年上で、社歴も長いからと言って、これってどうなの!?


しかし、幸い、引継ぎはシンプル&順調です。

っというのも、引継ぎマニュアルは、Aさんが以前私にA製品を引き継いでくれた業務一覧を、そのまま使わせてもらったから♪

赤字でギッシリ更新しましたけどね。

データベースの統合業務も、「こんなメンドクサイことやってるの?」ってイヤそうに言われましたけどね・・・


以上、私の育休中の引継ぎをしてくれる、ありがたいありがたい、Aさんのご紹介でした~~