僕はリハビリの仕事を病院でしてます。

病院と言っても生活期に当たる場所なので、

最後の場所になる人が結構多い。

 

 

ある程度よくなれば

施設に向けて退院される方もいます。

 

 

最近のリハビリの仕事といえば、

車椅子に患者さんを載せて

起きる時間を作って

全身状態の改善を目指して

食事がとれるようになる!

そんなことを目標にやってます。

 

 

なので、ベッドから車いすに

患者さんを移すのは

毎日のようにやっていること。

 

 

毎日やってたら

それなりに上手にはなってきます。

 

 

別にリハビリのスタッフだから

とかそんなことはなくて、

ただただ数をこなしてるだけ。

 

 

それでも、周りの介護士さんに

こうやったら楽ですよーって

伝えても

「そんなん先生やからできんねん!」

って言われることがあったり、

「私力ないから無理!」

とか言われます。

 

 

結局のところ人数を集めて

力任せで介助をして

自分たちもしんどければ

患者さんも不快…。

そんなことになってます。

 

 

本当に女性では無理なのか…。

 

 

そこで、介護士さん(女性)が

3人がかりで乗せている患者さんを

女性1人でできないかっていうのを

ちょっと考えてみました。

 

 

もちろん女性1人の力でも

乗り移りさせることができる!

って僕が評価をしたから

そういうことを考えたわけです。

 

 

で、少し仲のいい乗り移りをさせるのが

あまり得意ではない女性に声を掛けて

3人がかりで乗り移りしている、

患者さんを1人で乗せる方法を教えてみました。

 

 

車いすからベッドへの乗り移りを

起き上がりから丁寧に伝えていきました。

 

 

その人に合わせた体の位置も伝えて

1つ1つの動作を確認しながら

やってみたところ…。

ほぼほぼ1人でできました爆  笑

 

 

その女性は「魔法にかかったみたい!」

って言ってましたけど、

自分の体の使い方と

相手の体の反応を

感じながらやればできますよー。

 

 

相手の何も感じず

自分の何も感じなければ

力任せの介助になってしまい、

自分の体を痛める上に、

相手の体も不快にさせてしまうんですよー真顔

 

 

っていうか俺の乗り移り理論イケてるやん!

やっぱりちゃんとやり方覚えたら

できるやん!って

自分のやり方が一つのいい方法だと

言うことが自分に証明されたことが

すごく気持ちよかったーニヤニヤ

 

 

確かに力が必要なこともあるし

力がないとできないこともある。

 

 

でも大事なのは

それを判断できる能力。

 

 

僕はリハビリの仕事をしているから

できるわけでもなくただ経験してきただけ。

 

 

そして力だけだったら

非力な僕では務まりません。

 

 

本当に体は使い方。

 

 

自分の体の使い方を

どれだけ知ってるかで、

介護も少しは楽にできるんじゃないかなと思います。

 

 

介護とは関係ないけど

YouTubeは車で活動してまーす

 

 

ボンバー🌟けんいち