夫が『抑うつ状態』と診断されたのは
7年前の6月でしたぐすん




Mさんが再休職した十数年前…
その当時の私は、

もちろん『うつ病』という言葉は
知っていましたし、

母の従兄弟が…とか
夫の勤務先の同僚が…とか

うつ病を患っている人の話も
チラホラ耳には入ってきましたが、

『うつ病』なんて、所詮、他人事しょんぼり





Mさんが配属になった部署は
多忙ながら大所帯なので、
1人休職になっても
なんとか全体でカバーすることは
可能だったようです。

しかし、同じ部署にいる人にとっては
長期的な『1人欠員』…
聞こえて来るMさんへの『言葉』は
なかなか辛辣なものでした。

『いっそ辞めてくれれば、欠員補充できるのに…』

内々の話として平然と
そういうことを言う人がいたことは事実です。


しかし、子を持つ母として、
住宅ローンを抱える家庭の主婦として、

Mさんの奥様の
『退職』ではなく『休職』という選択は
至極ごもっともなことだとも
私は思いました。




Mさんは、
一定期間休職した後、復職して、
また数年後に
他の末端、出先部署に配属になりました。


ちょうどその頃だったと思います。

業務研修があり、
その会場でMさんとばったりお会いしました。

Mさんは少しふっくらとして血色も良く、
お元気そうでした。


休みがちながらも、
なんとか勤務しておられたようです。




その後、
7年前…のちょうど今頃、
心療内科にて、
『抑うつ状態、身体性表現性障害』
との診断で
夫が長期休職することになりました。



…『うつ病』という病気が
どういう症状なのか?
どう重篤な病気なのか?
何故、長期にわたって休職せねばならないのか?

それから、私は
目の当たりにすることになったのです。
(詳細については、
当ブログを始めから読んでいただければうーん





夫の会社は
地方都市の老舗企業、
モーレツ社員が滅私奉公で長年支えてきた
長時間労働が当たり前のブラック体質。


おそらく、夫への『言葉』は
Mさんへのソレより辛辣だったと推察されます。

そして、辛辣なソレは、
かつて健常だった頃に
夫自身が、
精神疾患で休職を余儀なくされた
同僚達に対して
秘かに吐き出していた言葉でもあります。



夫は、自身の意思として
『辞めたい』というより、

会社組織への忖度として
『辞めなくてはならない』
『辞めざるを得ない』
『クビになる』
と思い込んでいました。



で、ママはどうしたの?チワワ黒


嫁ブロック?発動ですな、当然滝汗