ちょい昔の洋楽のススメ その76(ラップの歴史)【過去ブログ再掲】 | mamamiyan(ままみやん)のブログ~懐かしの洋楽からクラシックまで

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今回のテーマは「ラップの歴史」です。
はっきり言ってこの分野はあまり詳しくありませんが無謀にも特集を組んでみました。どうぞ!

 

 

○DelightSugarhill Gang - Rapper's
1979年に全米36位。
最初はシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」です。
彼らは世界で初めてラップをメジャーにしたバンドです。
この曲の原曲はシックのグッド・タイムズです。この時代は既に彼らのようなアプローチをしたミュージシャンはいましたが、初めてこの曲でヒットをしたということにとても意義があると思います。
今聴いても十分イケルサウンドです。

 

 


○Kurtis Blow - The Breaks
1980年に全米87位・次はカーティス・ブロウの「ザ・ブレイクス」です。
彼はラップのソロアーティストとして最初に売れたアーティストです。
ファンクをベースにラップを乗せていくスタイルです。
聴いていてなかなかノリがいい曲です。
しかし彼の曲は能天気すぎて直ぐに飽きられてしまいました。

 


○RUN-DMC - Walk This Way
1986年に全米4位。ラン・ディーエムシーの「ウォーク・ディス・ウェイ」です。この曲はラップを全世界でメジャーにしたことで特に知れらているナンバーでしょう。
原曲はご存知のとおりエアロスミスの同名曲です。何とPVにも友情出演しています。皮肉にもこの曲のヒットで彼らの人気が再燃しました。
原曲もかっこいいですが、ラップとして聴いてもこれほど嵌る曲はないでしょう。

 


○Beastie Boys - (You Gotta) Fight for Your Right (To Party!)
1987年に全米7位。
ビースティー・ボーイズの「ファイト・フォー・ユア・ライト」です。
彼らは白人のラップユニットとしてとても有名ですし、今でも大活躍しています。この曲が収録されたアルバム「ライセンス・トゥ・イル」はビルボードのアルバムチャートでラップのジャンルとしては初めて1位になっています。
この曲自体も勿論かっこいいですが、PVもまた面白い。
※今年の5月、MCAことアダム・ヤウクが癌のため47歳の若さで亡くなりました。残念です。

 


○Public Enemy - Bring The Noise
1991年の曲。最後はパブリック・エネミーの「ブリング・ザ・ノイズ」です。
彼らは特に90年代にラップ界に多大な影響を与えたバンドです。
特に今回紹介する曲は彼らにとって最大の功績と言えるものです。
メタルバンドのアンスラックスと組んでこんなカッコイイ曲を作ってしまいました。後のラップロックやニューメタルのジャンルを創った原点ともいえます。とにかくカッコイイです。必聴です。
現在大ヒットしているリンキン・パークはこの曲を聴いてバンド結成を決意したといいます。

 

 

※このブログは2012-06-28に掲載したものです。