浪子燕青「この表情にヤラレちゃったのよ」 | Miko(神湖)の呟き処「功夫迷的独白」

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本格派武打明星(武術アクションスター)である吴樾・吴京・李連杰などの作品レビュー(ネタバレあり)、マウス絵、日記
         

今となっては寝ても覚めてもどっぷりな吴樾ですが、彼を知ったきっかけは前にお話ししましたが、ここまでハマったのはこの作品を動画サイトで観たのがそもそもの始まり。

今日はその作品をご紹介しましょう。

2004年テレビ作品『浪子燕青』



日本では動画サイトで『レジェンド・オブ・浪人~エンチンがゆく』と言うタイトルで放送されていたようですが、日本語版のDVDは発売されていません。


〈演員〉

燕青(イェンチン)ー吴樾(ウー・ユエ)

李師師(シーシー)ー于娜(ユー・ナ)

徽宗ー侯勇(ホウ・ヨン)


〈ストーリー〉

中国北宋の時代、天下無敵の浪人イェンチンは武術の達人。才色兼備の遊女シーシーにイェンチンと皇帝が惚れ込むが、彼女は謎の怪盗「飛将軍」だった。
イェンチンと皇帝はシーシーをめぐり対立するが、彼女はどちらを選ぶのか?そしてシーシーの目的は何なのか?


燕青のプロフィール

中国の小説で四大奇書の一つである『水滸伝』の登場人物。
梁山泊での地位は第三十六位で、天罡星三十六星では末席にあたる好漢。天巧星の生まれ変わりで、渾名は伊達者を意味する浪子(ろうし)。年齢は登場時で22歳と、時期的に考えて梁山泊でも最年少の部類に入る。体格は小柄で細身、色白で絹のような肌を持った絶世の美青年。全身に見事な刺青を入れている。多芸多才な人物で弩の腕は百発百中、小柄ながらも相撲(拳法の秘宗拳の開祖とされる)の達人である。また遊びや音楽、舞踊等の芸事、商売人の隠語や各地の方言にまで精通し、頭の回転も非常に速くしばしば機転を利かせた。また、粗暴なことで知られる李逵を制御する事ができる。


動画サイトで観たのは原語版なので詳しいストーリーはあとである方の日本語サイトレビューで観ながら観ていたのでここでは深く書きませんが、燕青が天下無敵の浪人でモテモテの伊達男であることは画像だけで伝わってきます。


樾哥の初鑑賞作品は前にも語ったとおり『精武英雄・陳真』だったのですが、これまた燕青の造形は長髪を高い位置で結び前髪を靡かせ、白い着物の裾をはらりと捲りこれぞ伊達男でカッコイいのです。


この構えなのよ!

切ない表情

樾哥のことは他のサイトで読むと、「連城訣の狄雲はもっさい」とかあれこれおっしゃる方もいますが、燕青を観てからだと可愛く見えるのですよ(笑


これ狄雲↑


この前にこれ↑観たら

とにかく燕青はやることなすことカッコイイいいとこだらけ。
闘うときには彼自身が歌う『英雄』が常に流れていたり、一つ一つの表情がミコに取っては素敵の堝だったのです。

なんと言っても、シーシーと結ばれるシーンのぎこちない手つきや戸惑いの表情は萌えずにはいられませんわ。


この目で見つめられたら・・・

紐がなかなかほどけない・・・・

いつかこの作品が日本語版になって発売されることを願いながら、樾哥の次の作品を楽しみにしましょっと。

最後は極め付けのこのシーンで失礼します。