みーくん

治療とは関係ない記事です。

東京に帰る前、去年亡くなった友人宅に寄りお線香をあげてきました。（★）
彼女の一人息子みーくんは5歳になりました。
その彼が玄関にきて小さな手で私の手を取り仏壇に連れて行き

「ママのお友達が遊びにきてくれたよ」

お線香をあげ終わると、みーくんは私の手をにぎり
「セミごっこしよう」と言ってきた。
私はみーくんとセミごっこをして遊んだ。

みーくんは私の股の間に座りカキピーを食べてた。

ふと居間にある写真に目がいった

雪化粧した山を2人で見ている後姿の写真。
彼女がみーくんを後ろから包み込むように抱きしめていた。

写真の様にみーくんが私の目の前に座ってる

思わず、同じように抱きしめてしまった。

「みーくん大きくなったね」

「ママがね、好き嫌いなく食べなさいっていってたからたくさん食べるの」

早いものでもうすぐ一周忌。

あなたが残したみーくんは真っ黒に日焼けした体で元気よく飛び回っていたよ。
じーちゃんの耕耘機に乗ることが今でも好きなんだって。
みーくんと遊ぶ約束したから、また会いに行くね。

言霊
私はこの移植で妊娠する

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