一昨年の8月12日に母が胃がんで亡くなりました。
先週土曜日に母の三回忌の法要を母の眠る寺院で執り行いました。
あっという間に2年が経ちました。
母がいなくなったことで悲しみは変わりません。でも、今は何故かとても穏やかな気持ちで日々を過ごしています。
それはきっと、母の闘病の間、その介護を一緒に闘ってきた父との同士のような絆を感じながら、母亡き後も、寂しさをなるべく感じないですむよう一緒に一生懸命生きているからかもしれません。
父はお陰さまで、麻雀サロンを毎週開催し、楽しくやりがいをもって過ごしています。私も毎週参加し、サロンの方々に娘のように可愛がっていただいています。50代はなにせ一番若手ですから。
母が生きている間は、女同士なので、父よりもやはり母と話す機会の方が多く、父のことを考えることはあまりなかったような気がします。
母が亡くなって当然父と話す機会が増え、私自身の性格が、父に良く似ていることに気がつきました。興味関心があることが似ているんです。親子なんだなあとしみじみ思います。
父を残して先に逝くことは、母としても心残りだったことでしょう。
でも、父がなんとか生き甲斐をもって生きている様子を天国から見て、今ごろはきっと安心してくれていると思います。