今日は実家に行って来ました。

父はお陰様で元気に一人でやっています。ただ、左目が加齢黄班変性という病気になり、ほぼ視力がなくなってしまい片目生活です。今のところ家の中での生活に支障はないようです。

今日は、母が使い切れなかったオキシコンチンとオキノームを薬局に返却しに行って来ました。医療用麻薬だけれども、麻薬として警察に届けているので、勝手に処分してはいけないと処方された時に注意されていたので、言い付けを守りました。

最近、この医療用麻薬のオピオイドの中毒性がアメリカで増えて問題になっていると報道されていました。アメリカでも、基本的にこの医療用麻薬はがん患者の鎮痛剤として使われているのではないのでしょうか??健康な人が何故医療用麻薬を手に入れることができるのか、不思議です。

こういう報道があると、本当にがんを患っていてこの医療用麻薬が必要な人が、中毒になるのではないかとの恐怖で使用をためらい、痛みをがまんすることになるのではないかと心配になります。

少なくとも、胃がんだった母は、最期までオキシコンチンとオキノームに頼りきる生活でした。どこまで痛みが和らいでいたのか、今となっては計り知れないところもありますが、飲まないよりはずっとずっと楽だったはずです。

私は、がん患者を痛みから救う有難いお薬だったと思っています。

医療用麻薬をためらうようながん患者さんが出ないように、医師はその安全性をきちんと説明をしていただきたいと思います。