本日6月25日(土)

1クールが無事に終わり退院した夫に会いに

広島へ。


今日は梅雨空はなく、スカッと晴れてます。

飛行機の窓から見えた富士山🗻です!

夏ですね〜✨

すごく縁起が良く感じました🥰

今日が、みなさんにとっても良い日になりすように❣️


(続きです)


●5月10日(火)


この日、夫の右側睾丸を摘出。

手術は無事に終わりました。


ただ、大動脈リンパへの転移があるため、

医師からは抗がん剤治療になることを

念頭にと言われました。


これから、摘出した腫瘍の細胞を調べて、

今回の癌がどのようなものかを確認したのち、

詳細の治療方法が確定するということでした。


今回、夫は精巣がんと診断。


精巣がんは、珍しい病気で

細胞検査を経て、以下の種類かの選別があり

治療法が確定するということです。



ーーーー

●精巣がんの細胞検査について

精巣がんの細胞は以下の2タイプに分けられます。

①セミノーマ

→複雑な細胞でない癌細胞とのこと。

なので、治療も「非セミノーマ」よりも

効きやすいと言われている。


この診断の場合は、転移箇所の癌細胞の大きさにもよるが、抗がん剤治療、もしくは放射線治療などの選択肢幅が与えられる可能性もある。


②非セミノーマ

→特殊な細胞を含む、複雑な癌細胞。

非セミノーマの場合は、癌細胞自体も強く、

転移しやすい特徴がある。

治療方法も、細胞内容を見て医師と相談。


ーーーーー


このように精巣がんからの転移が見られた場合は

まずは、摘出した精巣がんをもとに、

がん細胞の検査を行い、治療が決定するという形でした。



また、精巣がんのステージ(期)は、

睾丸の摘出のみ(転移なし)か、転移有りかで、変わります。

ーーーー

精巣がんの病期分類について

転移有無から、転移先の癌の大きさなども考慮しながら大きく1期〜3期までわかれます。


《1期》

睾丸のみの摘出(転移なし)


《2期》

横隔膜以下

リンパまでの転移(遠隔臓器への転移なし)

2-A→後腹膜転移 癌が5㎝以下

2-B→後腹膜転移 癌が5㎝以上


《3期》

遠隔臓器への転移あり(リンパから先への進行)

3-0→転移巣が不明だが、腫瘍マーカー(癌のレベル指標)が陽性である場合。


3-A→横隔膜以上のリンパへの転移あり

3-B→

肺への転移あり

①片側肺への転移が4個以下、2㎝以下

②片側肺への転移が5個以上、2㎝以上


3-C→肺以外への臓器への転移あり

ーーーー


このような内容です。



夫は、後腹膜リンパへの転移がみられ、

サイズは7㎝ほどとのことで、

2期のBに分類します。



この期によって、抗がん剤クール数や、治療方法も変わるとのことでした。

ご参考になればうれしいです🙏



これらの内容を確認するため、

癌細胞検査が行われますが、

これが長かったです!



今回感じたのは、

スケジュールがぜんぜん変わる、

ということです。



この細胞検査も当初1週間ほどとのことでしたが

結果、精巣がんは難しい細胞とのことで、

かなり細かい検査が必要とのことで、

2週間まって、やっと結果がでたのです。



この間、主治医との説明の予約や、

私の仕事は基本リモートではありますが、

業種柄、クライアントありきなので

基本会社登録のある自宅勤務、というこで、、


今回広島に滞在して勤務するにも、

労政への理由と申請が必要で、

なかなか苦戦しました。


単身赴任の夫が癌になってしまうなど、

今回のケースは珍しいパターンとのことで、

はじめは、労政の申請と、承認を得るまでに

時間がかかり、

会社としても勤務許可が出せない以上は、

広島滞在間は「有給」としてくれとのこと。



もちろん突然の有給で仕事に穴をあけるわけにはいかず、各チーム上長と、メンバーはすぐに連絡を行い仕事を調整してもらい、、

裏で仕事を、進める、、



そんな状況でした。



職場の上長、メンバー、、

今回の件で本当に感謝しかないです。



みんな仕事が忙しいはずなのに、

嫌な顔ひとつせず「家族を優先で」ということで、すぐに仕事の引き継ぎを実施。



この時、自分の在籍する会社、

そして職場の人々は、仕事のパフォーマンスはもちろんのこと、、人としても優秀で素晴らしい人であること、恵まれていること、、、

感謝しかありません。



夫が元気になった際は、

私も再スタート、世の中のために

ふたたび仕事を一生懸命、励みたいと強く!

心からそう決めてます。



(つづく)


▼夫 精巣がん抗がん剤治療の備忘録です!
ご参考になれば嬉しいです。