仕事に打ち込んだ20代。

福祉職なので結果という数字は見えないけれど、満足してもらえる介護を提供したい。
利用者の方に寄り添った介護を提供したい。

その為には少し無理をする必要がある場面も多くありました。

早めに職場にいて情報収集をする。
昨日入った新規の利用者の方の情報は隅から隅まで読む。
分からないところ、不明瞭な部分で対応に関わってくる部分は事前に聞いて対応方法やとれそうな選択肢を明らかにしておく。
少し仕事のスピードをあげて、待たせないようにする。
スピードも維持して、ケアの質も高める努力をする。
利用者の方や職員間での信頼関係を築く。
終わらない記録や資料作成、話し合いの為に終業後も2時間程残る(特に夜勤明け)。


今も維持していることもあれば、程々にしていることもあります。

適応障害のような症状が出て、前職を辞めた時に
「もう程々にしよう。自分の仕事に完璧は求めないようにしよう」
と決めたからです。


人間のやる事で完璧を目指すとどこかで無理が出るし、そもそも他の視点から見た時に完璧ではない、なんてこともザラでしょう。


今もスピードや質には自分の中で一定のライン(6-8割)を心がけていますが、とにかくまた働き始めた頃のように楽しく仕事がしたかったし、私生活も大切にし始めたことも考え方を変える大きな要因になりました。


無理せず、長く続ける。
先を気にしすぎず、今やれることだけを一生懸命にやる。


今の職場は昔気質で何かにつけて仕事仕事の職場なので、プライベートを大事にする自分の考えとは合わないですが、割り切って働いています。