お母さんをしていると、言葉に縛られることが、わりとある。「答えのない子育て」これもそう。
でも、「答えがないなら、全てが正解でもある」と信頼している方に言われ、気持ちがスッと楽になった。

 子供が将来困らないように❇特に自分が感じた苦労はさせたくない思いから、未来へ思いを巡らせて、先回りしたくなることもある。
 でも、失敗させないことが親の役目ではないと私は思う。
子育てで、一番身に付けさせたいのは、大きく言うと「生きる力」これを大事に大事に扱ってきた。
 また、「子供のため」という名目で、子供自身の気持ちをつぶさないよう、こころがけてきた。
 失敗や痛みを排除するのではなく、子供のうちに何度でも失敗し、その後どうするのか?など、失敗から得られる学びを共に寄り添いながら過ごしていたつもり。

 わたしにとっての「お母さん」のお手本は母だった。
産前産後、長いこと世話になった。
 長男の出産はかなりハードで、生まれるまで3日間、生まれた時は、私が大量出血からの輸血、激しい貧血、動悸😵
院内を歩くことも出来ず、車イスで動いていた。
 産後のホルモンバランスの変化から、情緒もボロボロ💦身心ともに弱りまくっていた。里帰りで実家にいたけど、ほとんど起きていられず、1日の大半を寝て過ごした。
 当然、沐浴なんて体力的に出来なくて、終始サポート係だった。そんな毎日で、いつも聞こえてくるのは、母が長男に話しかける声。
「おはよー☺よく寝た?」「今日は、いい天気だねー!」とか、「おむつかえますよー☺」「お手手で遊んでるの?一人で遊んでえらいね✨」などなど、当たり前に、何もしゃべらない長男相手に楽しそうに話しかけていた。
 毎日毎日、そういうのを見てるから、自然と自分も真似していた。 このことが、出来るとか出来ないとか、考えたこともなかった。
 でも、こういうのが苦手、出来ないって人もいることを最近知ったんだなー。

 頭で考える前に「良さそうなことはすぐに取り入れる」これは、間違いなく私の強味😁
私にとっては、無意識だったし、標準装備過ぎて気付かなかったけど、どうやらそうみたい。
 他の誰かや、自分の理想像と比べて、ないことばかりにフォーカスしていたみたい。今の自分が持っているものに目を向けるということがなかったんだな😅

  今、このタイミングでこの事に気付けて本当に良かった。
私自身だけじゃなく、家族や周囲の人にも影響があるだろうな😁 自分の「ある」に注目していると、自然に人の「ある」にも目がいくようになるから✨ 
 もともと、人には優しく出来ていたと思うけど、自分にも優しく出来るようになったら「優しい」の質が上がったというか😁

 豊かな人生を送るには「自己信頼」このマインドが一番大事☺
私が大事にしている「生きる力」
 答えのない子育ては、ずっと続くと思うけど、私なりの答えはもう見つけた❗ 彼らの自己信頼力を強くするサポートが重要任務かな😁

 親になれたことで、両親への感謝を思い、これほど無心で損得なく、人と関わることが出来た。そして、間違いなく、人間として成長出来た。
 子供たちの存在に感謝。ありがとう✨