再発が見つかったのは
経過観察に入った数週間後のことだった。
退院後、初の外来でPETを受け
反応があった。

骨肉腫の中では、発症年齢が高いので
若い方と同じ治療内容で比べると
どうしても身体への負担が大きい。
術前化学療法は
本来なら3、4クールやるところを
副作用が強く出たため
2クール終えて、手術をすることになる。
腫瘍が小さくなっていたこともあり
術前の抗がん剤を
長くやれはいいってことでもないので
パパにとって
ベストなタイミングで手術をした。

その後、術後化学療法を3クール。
術後は、ちょっと身体にトラブルが起きて
術後化学療法の開始日が遅れたが
なんとか無事に終了。

当初1年の予定だった治療期間が
予定より大幅に短くなり
経過観察に入る。

治療期間が短くなったのは嬉しいけれど
つまり、同じ骨肉腫の方よりも
投与した抗がん剤が少ないということ。
これは、私が勝手に気にしている部分で
再発につながる
直接的な原因ではないのだけれど
再発すると、なにかと気になってしまう。

でも、先生方がベストな方法で
治療してくれている。
それが全て。
だから…
私が無駄なタラレパ言っても仕方ない。
仕方ないけど… でも、やっぱりタラレパ。
もっと身体が副作用に耐えられていたらとか
考え出したら、キリがない。

術後に使用した抗がん剤については
あまり効果が見られてないとのことだった。
術前に使用していた抗がん剤と
術後に使用した抗がん剤は違うもの。
術前に投与した抗がん剤が
どうやら効いていたらしい。
この効いていた方の抗がん剤を
再度、始める予定。

治療終了から1ヶ月も経っていないのに
まさか、再発するなんて思ってもなかった。
再発や転移が出てきたとしても
もう少し先の話かな…って。
仕事も復帰する予定だったから
それなりに準備してた。

なかなか上手くいかないものだね…
さすがのパパも
今回は、ひどく落ち込んだ様子だった。