いじめ、友達との交友関係について

親は知っていましたが、

私の親ははっきり意見の言える性格。

だから、

「そんなのやり返したら良い」

「殴っちゃえば良い」

とさんざん言われてきました。

 

それは、私にとってかなりハードルが高く

親からの圧も辛かったです。

 

ただ一つだけ頭の片隅に置かれていた言葉がありました。

 

『友達は頼んでなってもらうものではない』

 

中学に入り、私の小学校は全員同じ中学へ上がりました。

 

その他の学校も合わさり人数は増え、

新しい学校生活が始められると思いました。

 

最初は順調に新しい友達ができ、

楽しい学校生活をスタートさせていました。

 

しかしまただんだんいじめの目は私に向けられていました。

 

『仲良くなりたいだけ』が空回りする。

 

授業でダンスがあり、振付がかぶると

「あいつらに真似された」と言われ

携帯の(当時ガラケー)デコレーションが

可愛くて流行り私もやると

「真似するのやめた方が良いよ」

 

部活の中でのいじめはもっとひどく

全員順番にいじめが回ってくる。

 

無視され、仲間は外れにされ

先週までは一緒に帰っていたのに

今週は独りぼっちで帰らないといけない。

当時のキャプテンだった子は

「私でいじめを終わりにしたい」

といって退部していきました。

 

その時私は何もできなかった。

自分が嫌われるのが怖かったのだろう。

 

そのキャプテンはそう言ったのを覚えていないというけど

この歳になってやっとそのことを話すことができた。

 

あるとき10人ぐらいの集団で毎朝登校する日がきた。

その中の一人が嫌われ始めた。

 

私はその9人の話も、1人になった子の話も聞いていた。

 

そしてある日廊下に呼び出され

その10人に囲まれた。

その中には一人になっていた子も混ざっていた。

 

私は試されてたのかな。

「八方美人!どっちにも良い顔してんじゃねーよ!」

そう言われ暴言を吐かれた。

 

その時私の頭の片隅に置いてあった言葉が浮かんできた、、。

 

「別に頼んでまで、友達になってほしいって思ってないし」

 

私はもう集団に入らない。

一人でも学校に行き切ってやる。

そう決めた瞬間だった。

 

自分自身も反省した。

 

もう絶対に悪口に同調しない。

何かあったら本人と話す。

 

その日から友達はいなくなったし

毎日一人で学校へ行っていました。

 

いじめのせいで人の顔を伺うことや

みんながヒソヒソ私の悪口を言っているように

感じる癖は中々治らなかったけど

見ない聞かないで登校中前を歩く集団を無視し

ぬかして歩くこともできなかったけど

私は一人で登校するのを頑張った。

 

ストレスで全身に蕁麻疹ができて

夜間救急へ行ったこともあった。

自殺したくて手首を切ったこともあった。

 

けど段々と、その集団と関係ない子が、、

一緒に朝学校に行こうと言ってくれる

友達が現れ出した。

 

本当に救われた。

 

中学2年生になると、親友もできた。

 

私は友達を信用できなかったので

その子に依存するようになってしまった。

 

中3になり、親友とはクラスが離れたけど

私は放課にその子のクラスに顔を出すようになった。

 

でも、その親友は私にこう言った。

「●●ちゃんには他の子とも仲良くなってほしい」

 

お互い受験になり忙しく

私も自分の居場所を作る努力をした。

 

部活の方のいじめは

みんなで話し合いをして

そういうのをなくしていこうとなった。

 

本当に辛かった3年間だったけど

一番頑張った3年間だった。

 

最後は今でも仲の良いその親友と出会えて

本当に良かったと思う。

 

これから高校進学。

 

絶対に人の悪口は言わない。

同調しない。

 

私が変われば周りも変わると信じて

行きたかった高校に通うと決めました。