今は
【泣かせない子育て】
が主流だと感じます。
これは
私たちの親が戦中,戦後生まれであり、
そのまた親たちは
戦争体験者であるためだと思われます。
戦時下においては
防空壕の中で
子どもが泣いてしまっては
居場所が分かってしまい
攻撃され、殺されてしまう
だから
防空壕の中で
子どもを泣かすことは
死ぬことを
意味するものでした。
戦後、大人たちは
哀しみに暮れることなく
生活を立て直そうと
必死に暮らしてきた。
そこには
弱音を吐くことや泣き言をいうこと
なんてできなかったんじゃないか
ましてや
大人が泣くことなんて…と思うのです。
大人たちは泣きたくてもガマンする
⇒我が子にも泣きたい気持ちをガマンさせる
⇒親が子どもに「泣かない泣かない」を強要する
⇒【泣かせない子育て】の完成!
という感じでしょうか
泣くという自然な感情表現
涙をとめるとは
自分の感情の流れ
さえも止めてしまいます。
現在は
子どもを泣かせたとしても
殺されることはない
平和な時代
大人も子どもも
涙を流すことで
自身の感情の
流れを止めることなく
イキイキとした感情表現に
つながっていくと思います。
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