20 年越しの雪解け 2023/12/20
先日
長年連絡を控えていた義母（元夫の母）から
突然電話があった
写真を整理していたら
その中に私が書いた手紙があったと
懐かしくなって
居ても立っても居られずと
私は
何を書いたのかも覚えていない
当時は読み捨てられた手紙だけど
今の母の心には届いたのだろう
電話の向こうでは
すすり泣く声が聞こえる
私は、、、
何も感じない
むしろ懐かしさを感じている
不思議だ
離婚に向かっていた当時
義母の口から発せられた冷たい言葉
20 年経って
あの時はごめんなさい、と言われても
それすら何も感じない
良い意味で何も感じない
当時苦しんだ心の傷も
私の中にあった
わだかまりの塊も
時が解かして何もなくなったかのようだ
母は
ずっと泣いていて
なかなか電話を切ろうとしない
もしかしたら
私より
母の方が
ずっと苦しんでいたのかもしれない
母は
ごめんなさい
と
ありがとう
を繰り返してやっと電話を切った
これで思い残すことは無い
とも言ってたなぁ
もう直ぐ90歳になる母
会いたくなった
雪解け間近の
暖かくなった頃
娘を連れて会いに行こうと思っている
それまで元気でいてください
一日一生
明日はまた新しい人生
一日の終わりを感謝で終えようと思います
