今までの人生で救急車に乗ったのは
一度だけ
忘れもしない2007年
3月下旬のその日は
次女の幼稚園卒園式で🌸
…三女1歳10ヶ月。
ダンナは仕事休めず(当時は地元勤務)
小3の長女は学校へ。
三女の子守りのため、実母に家に来てもらい
無事、次女の感動の卒園に立ち会うことができました
お昼頃、家に帰ると母、
「ちゃん元気だけど熱っぽいから病院に行った方が良いんちゃう?」と。
三女の熱を測ると38℃
「もう少し居てあげたいけど…」用事があり母は実家に帰宅。
午後、長女が小学校から帰ってきてから次女と留守番をさせ、かかりつけの小児科へ。
診断は『インフルエンザ』
その年、もう3月だというのに次女の幼稚園や長女の小学校で地味に流行していたので…1番弱い三女がウイルスもらっちゃったかな~
薬を処方してもらい…
確か幼い三女でも飲めるように液状の飲み薬…それをすぐ飲ませてたらよかったのかも…
帰宅後、三女は寝てしまって
まだ飲ませずにいました。
今思えば、その間に熱がどんどん上がっていたのかもしれません。。。
夕方になって。
ご飯の支度をしていると突然、長女が
「ちゃん?…ママ!ちゃんが変やで!」
と!
急いで側へ寄った私は固まりました
ソファで横になっていた三女が、宙を見つめ、口から泡を吹き、手足を突っ張り、身体を震わせていたのです
(ひきつけだ…)
長女と次女、
明らかに普段と違う様子の三女に
「ちゃんが死んじゃう〜」
と大泣き
落ち着け、落ち着け私!
ソファから落ちないように、けいれんを起こしている三女を支えました
しばらくすると、発作はおさまり…
時間にして、1分程度だったでしょうか。
震えが止まると、三女は目を閉じて、ぐったり…名前を呼んでも反応しません
すぐに、昼間受診した小児科に電話📞
「娘がひきつけを起こしたんです。救急車を呼んだ方が良いでしょうか!?」
ありがたいことに、先生が電話口に出てくれました。
状況を説明すると、
「そうですね、呼びましょう!」
ということで119番📞
🏠 🚑
小さな三女は毛布にくるまれ、隊員の方に抱きかかえられて、救急車に乗りました。
抱っこされた時、腕がだらーんと下がっているのを見て、泣きそうになりましたが、横でド派手に泣いている長女と次女のおかげで、冷静さを保つことができました。
救急車を呼ぶと同時にダンナにも連絡
三女に付き添う私は、ダンナの帰宅までふたりを家で待たせようかと思いましたが、あまりの泣きっぷりに隊員の方が
「どうぞ乗せてあげてください!」
と言ってくださり、母子4人で救急車に乗りました。
ダンナ速攻で帰宅後、病院に来てくれました。
🚗
救急車の中で、、私は
「もっと猛スピードかと思ったら意外とゆっくり走るんやな…」
なんて思ったのを覚えています……
意外と落ち着いてたのか
現実逃避してたのか
搬送中、、、
小児科の先生がわざわざ救急車に電話をくれて、受診の内容や処方した薬のことを隊員の方にお伝えくださったようでした。
そこまでしていただいた先生には、本当に感謝しかありません
内科でもあり、今でも娘は
風邪などに罹るとこちらにお世話になってます
病院に着くと三女は、いっぱい管を付けられ、いろんな検査をされた…はず…
(その辺の記憶が飛んでいます)
ただ、その日のうちに医師から私達夫婦に
「インフルエンザ脳症の疑いがあり、脳が腫れています。もしかしたら、後遺症が残る可能性もあります。覚悟してください。」
と告げられたのははっきり覚えています。
後遺症…
私の実弟は、乳児の頃の高熱でひきつけを何度も起こしたのが原因で、脳に重度の障がいが残りました…
同じことになるん?
何これ…そういう運命なん?
愕然としつつも…
まだ、確定したわけじゃない!
とにかく今は!!
点滴を受けながら眠っている三女の顔を見ながら
頑張れ! がんばれ!
ガンバレ!
祈り続けました
その夜は、ダンナは長女と次女を連れて帰宅。
私は病院に残りました。
深夜になって
三女がふっと目を覚ましました
「ちゃん!起きたん?しんどい?」
と声をかけると、
熱で真っ赤な顔しながらも不思議そうに
キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ
そして、ひとこと。
「おなかへった(´・ω・`)」
三番目なだけあって
早くから口は達者でした笑
そこで多分ナースコールを押して、
看護師さんを呼んだ…に違いないんだけど……
覚えてません…_| ̄|○
覚えてるのは…
ちょうど、先程までいた長女と次女が晩ご飯代わりに食べていたチョコのスティックパンの残り。
三女に「これ食べる?」と聞くと
「たべる❣️🧒」
と、1本ペロリとたいらげたこと(笑)
さっきまで意識無かったのに…
お医者さんに覚悟するよう言われた程なのに…
美味しそうにパクパク食べる三女を見ていて、
きっと、大丈夫!
そう思えました
そして、その通り、メキメキ快復
症状が落ち着くまで入院することになった三女。
ある日の夜。
ずっと病院に泊まり込んでた私がゆっくり家で休めるようにと、ダンナが病院に泊まることに
次の早朝、ダンナから着信!
何事⁉️😱
ヒヤッとしながら出ると…
三女、、、
ギガ盛りウ〇チをしたそうで💩
(注: 紙オムツ内です)
よく食べてたからね…
「どう頑張っても手に付くし無理ーーー」
(後にも先にもダンナをこんなに困らせたのは彼女だけかも…最強の三女!🤣🤣)
「…なんとか頑張ってくだされ。」
私は再びお布団でゆっくり寝させてもらいました(笑)
その後、1週間で退院
何度か通院しましたが、特に経過観察も必要なく、服薬もなし。
1度だけMRI検査をするために眠る薬を飲んだけど、元気すぎてなかなか寝なくて困った(笑)
もちろん検査も異常なし!
よく食べ、よく寝て、よく育ち
(私は身長抜かされました)
今では
食欲旺盛の
(そこ変わらず笑)
花のJKの三女
長女も次女も家を出て、今は子供は三女だけ
ご飯もおやつも「美味しかったー」って
本当に嬉しそうに言ってくれる子なので
私は三女の好物のおかずをつい作りたくなるし
ダンナも三女が好きなお菓子を見つけると、ついつい買っちゃう
そして救急搬送された昔の事を思うと、
今、元気でいることに
いちいち感動
しちゃって、甘~くなっちゃう親バカふたり私たち(笑)
上2人に比べたら、
おとなしくて控えめな三女ですが。。
実はわが家で最強かもね❤︎
🦆
。。。な話でした
インフルのワクチンが足りない!?
という話を聞きますが、
コロナがやっと落ち着いてきた今、
インフルエンザの大流行なんてことになりませんように!!