映画『レオン』をブルーレイで観た。

この種の映画はストーリーの展開が楽しみである。
次はどんな展開になるのだろうか。グイグイ引き込まれてしまう。
だけど、1回観ると結果が分かってしまうから、再度観るにはちょっと、などと思って見始めると、意外とそれぞれの俳優さんの表情や演技がいい。

これ、2回どころか3回、4回と観ても楽しそう。

特に、ノーマン・スタンスフィールド役のゲイリー・オールドマンがいい。
なんだか、ゾクゾクするような演技である。
どこか突き抜けている人物を演じているのであるけど、演技と思えないくらいにハマっている。
この人、「裏切りのサーカス」に出ているし、何よりバットマンシリーズのゴードン警部は私のお気に入りである。
もともとは「レオン」で演じたような狂気を含むような人物が当たり役だったらしい。
ということなら、ハマるのも自然かな。
我が身の勉強不足であることはなはだしい。


狂気を含む役ということで観ているうちにクリストファー・ウォーケンを思い出した。
と思っていたら、「レオン」の中にもロシアン・ルーレットのシーンがあった。
偶然とはいえ、何だかうれしい。


これは、余談だけれど、監督がリュック・ベッソンということと、少女が登場するので、ついつい「ニキータ」とダブって考えてしまう。

この監督、案外、少女が銃を構える姿が好きなのかもしれない。

映画自体も、あちこちに最後への伏線が張られていて、無駄がない作品になっていると思う。


最近知ったのだが、ロイヤルカスタマーという言葉がある。

忠実な顧客という意味らしい。

例えば、お気に入りのブランドであれば、どのような商品であっても購入する。
そんな顧客のことを言うらしい。

多くのモノノフはこれに該当するとのことである。

そんなこんなで月刊TAKAHASHI6月号のLVに出かけた。

楽しい時、充実した時を過ごした。

7月もLVに行き、8月はライブハウスに行く。

これロイヤルカスタマーそのものということか。


この言葉は流行語ではないが、世間にはかなりの数のロイヤルカスタマーがいるように思う。

その経済効果も絶大であろう。


まあ、大きなことはさて置き、我はロイヤルカスタマーを実践中である。

桃神祭を申込みしています。
舞台版の幕が上がるのLVに行ってきました。

昨日が千秋楽だったので、今後舞台を観る人は、今のところありません。ということで、ネタバレも書きつつ感想を書きたいと思います。

今月の8日に生の舞台を観ることができました。

生の舞台は前から12列目で観ために細かい表情は観れませんでした。
LVで改めて細かい表情を観ることができました。

やはり圧巻はカラオケでの4人のシーン。杏果ちゃんが演ずる中西さんが中学校時代のことを語るシーンです。生の舞台を観た時は涙とはあまり縁がありませんでしたが、今回はバシバシ心に響いて、涙が頬を伝いました。

しおりんの「悲しくてやり切れない」を歌うシーンから、心の中にいろいろな思いが出て、目がウルウル状態だったのに。杏果ちゃんの語るシーンでは自然に涙が出ていました。


映画で中西さんが語る「人間は宇宙でたった一人」という考えが。何故形成されたかが理解できます。高校生にしては卓越した考えだと思われることも、なるほどと納得できしました。

誰かのために何かをすることで本当の幸せを感じることができる。国立競技場で夏菜子ちゃんが言った、「みんなを笑顔にすることで天下を取りたい」に繋がっているように思いました。ももクロちゃんは、みんなを笑顔にすることで幸福を感じでいるのでしょう。また、私たちモノノフが、ももクロちゃんが喜んでくれるように、悲しませないようにと行動することもまた、本当の幸せになるように思いました。

この舞台には映画に登場した黒木華さん演じる吉岡先生は登場しません。話は吉岡先生が去った後の演劇部員たちの行動や思いを描いています。半年で去った吉岡先生が残したものは、しっかりと部員の心に根付きました。
このことを語る下りは、映画のパンフレットに本広監督が書かれていたことからも、映画『いまを生きる』でのキーティング先生を思い起こさせます。キーティング先生も生徒に、常識や慣習にしばられずに、自分の本当にやりたいことを貫き、自由に今を生きなさいと教えます。
このとき、生徒のひとりが演劇をしていたことも記憶に残っています。
まさに、吉岡先生は「オー、マイ・キャプテン、マイ・キャプテン」なのでしょう。

さて、今回のLVは千秋楽ということで、最後の挨拶の際は演者みなさんの目に涙が光っていました。なかでも、れにちゃんは号泣でした。いろいろな思いが心の中を駆け抜けているのだろうと想像して、こちらも、もらい泣きしてしまいました。

演者は観客から、観客は演者からいろいろなモノをもらったと思います。人間は誰かのためになることをすることで幸せになれる。一人であっても一人ではない。
『幕が上がる』の世界観がまさに目の前で実践されている瞬間だったかもしれません。


LVの映像はカット割りについて凄く突き詰めて考えられていて、素晴らしかったですね。舞台のLVだというストレスを感じることなく、最後まで見ることができました。
この舞台にかけている本広監督の想いが痛いほど伝わってきました。

彼女たちのファンであるから、舞台も映画も客観的な評価というものはできません。それでもあえてファンのひとりとして言えば、素晴らしい舞台だったと思います。また、見終わってももクロちゃんたちを見ていると、このアイドルのファンでよかったとつくづく思いました。

ももクロが現在行っている舞台の『幕が上がる』の劇評がキネマ旬報の6月上旬号に載っていました。
この劇評は劇の中身についても具体的に触れているので、まだ観ていない人は観てから読まれることをお勧めします。

一言で言えば、絶賛しています。ライターという方は上手にまとめられると感心してしまいます。
演じる人の役割を的確にとらえて簡潔にまとめられています。
2ページにわたって書かれていますが、半分くらいは写真なので実質1ページちょっとという感じです。
写真といってもカラー写真ではないので、華やかさはありません。

筆の力によって一度観た人は再び観たくなるという感じです。
それにしても、舞台雑誌に映画評が載ったり、映画雑誌に舞台の劇評が載ったりと、ももクロちゃんは愛されているという感じがしますね。

劇評には杏果ちゃんが演じる中西さんの役の重要性についても触れています。
あんなに先に思えた千秋楽もだんだん近づいてきますね。
昨日、杏果ちゃんのblogを読み直していて驚きました。こんな大事なことを読み飛ばしていたなんて!
何と自分が観に行った日の「幕が上がる」の席においてあったチラシを杏果ちゃんが置いたなんて。
もっとも、blogの写真は20列目。自分は12列目。杏果ちゃんが置いてくれた可能性は限りなくZEROに近い。でも、ZEROではない。
この微妙な感じに、ニマニマ感があります。
これから見られる方はチラシを捨てないでしばらく取っておくべきですね。
見終わった公演で新たな楽しみをくれたことに感謝です。

『幕が上がる』の舞台を観ました。ネタバレは極力しないとして、楽しい舞台でした。映画を観たひとはいろいろな小ネタで楽しめるし、みていない人もそれなりには楽しめます。ただ、詳しくは読まなくてもよいですが、『銀河鉄道の夜』を読んで話のアウトラインや台詞を記憶の隅にとどめておくと楽しみが倍にも3倍にもなります。
平田オリザさんの舞台は、よーいスタートで舞台の幕が上がるのではなく、役者さんが舞台に何気なく現れて、ゆるーく、少しずつ始まるようです。これを0場というらしい。したがって、パンフレットを買うなどに時間を費やすと、0場を見逃すことになります。

話は、映画で演じられていなかった『銀河鉄道の夜』の舞台と吉岡先生が去った直後の部員たちの行動や心情なぢを軸に進められます。映画に繋がる部分があちこちにあり、一方、新たに加えられた設定もあり、脚本家の苦心があちこちに感じられます。練られた脚本というのは、こういうものかと感心してしまいます。舞台転換も演劇を観ている感じがします。

舞台とは関係ありませんが、劇場の場所が六本木なので、夜の東京のランドマークを見ることがでいます。劇場を出た観客は、映画で主人公たちが感じた思いを、場所は違いますが、少し感じることができるかもしれません。

劇場自体は演劇を目的としたものではないので、前後の間隔や段差が不充分です。エアコンも風の来るところは比較的快適ですが、そうでないと暑いようです。

快適とは言いがたい条件で楽しめたのは演者やスタッフの方のおかげです。




おそらく、(ももクロ)のメンバーとスタッフで考え方が一致しているのは、「見た人を驚かせたい」ということだけだ。


                   (さやわか著「僕たちと「アイドルの時代」)
今年はももクリに行くことができる。正直、嬉しい。
今年は、国立、日産と行くことができた。西武ドームも3日間参戦できた。杏果プレゼンツのLVも観に行った。ももクロイベントは比較的悔いが残らなかったと思う。
今日のランチは勝手に杏果定食。

その内容は、しょうが焼き定食にソーダ水。

組み合わせはちょっと微妙だが…。

こんな感じ。


コメダに行った。

ももクロにはまり、杏果を推すようになって、緑色のものを好むようになった。というわけで、飲み物はソーダ水。
ソーダ水と言えば、ユーミンの「海を見ていた午後」の一節、「ソーダ水の中を貨物船が通る」が思い出された。

コメダ ソーダ水

話は変わるが、

あーりん、しおりん、れにちゃんの生誕記念グッズ

を注文した。

少し先の話なので、昨年は注文したことを忘れた。
忘れた頃に届き、複雑な気分だった。


杏果1