小3の本音と建て前

わたしには、いつも不思議に
思うものがあるのですが、

こどもに将来の夢の類を書かせるもの

毎度、
息子はここで1時間も2時間も悩んでいます。

こんにちは
日本こども色彩協会　認定講師

ママがこどもの未来をひろげる存在になる
Mama's　Education　の

うしおだしほです♡

先日も、学校の宿題に

将来の夢を書く欄がありました。

そこには、「サッカー選手」って書いていました。

え？そうなの？
そう聞いてみたら、

あ、適当に書いた。

適当に書いて
サッカー選手なんだ

そこに笑えたのですが、
適当というのは、
ごまかしなのかな？

もしかしたら、
恥ずかしくて、本音が言えないのかな？

とか
思っていたわけです。

その後
今度は、サッカーチームの目標を
書かなければならなくなり、

それも、やっぱり「将来の夢」

「まだ、こういうの、
決められるわけないじゃん・・・」

「今、まだ小3だよ。
もう決めなきゃいけないわけ？」

これが本音

わかる～

だよね～

ママもそう思う。

パパもそう思う。

見えない夢かいても仕方ないから、
中学生くらいとかにしたら？

と提案したら、

だって、
サッカー続けてるかわからないじゃない？

そう、これが本音。
そうそう。

そうだよね。

だけど、1時間悩んだ末

「やっぱり、こういう時は
適当に書けばいい」

と

てきとうに
「サッカー選手になる！」

だそうだ。

この文字面だけみたら、
おぉーーー

だし

がんばれ～だし

コーチもやりがいあるし

親も嬉しい

って思うかもしれない。

でも、
そうじゃないってこと。

こう書けば、とりあえずまるく
おさまるってことを
もうすでにわかってる。

もし、ここに

「ない」ってかけば、

あれこれと言われる。

ちょっとなりたいなーとかでもいいんだよ

とか

なにもないの？

とか

あー夢ないね

とか

反響があるのです。

実際に、
保育園の卒園アルバムに

息子は
「考え中」って書いたり、
空白で出したんです。

そうしたら、
書き忘れだよーとか

えー？なんでないの？

とか
やっぱり反響があったのです。

こどもには、
子供らしい夢を持ってもらいたいですか？

絵に描いたような
微笑ましい夢を書いてる方が健全ですか？

案外、それ、
建て前だったりするかもしれません

わが子は、
学校のあれこれに
こう書けば、先生や周囲に浮かない
満足な文面を知っています。

まるで、
会社みたいですよね。

表向きに書く言葉

それを小3で使い分けてるわけです。

わが子の、
周囲の反応から
自分を守るための一つの秘策として、
身につけた術だと思います。

こういえば正解

そういうものを持ち始めています。

だけど、本音が違うこと
教えてくれるから、私は救われています。

だけど、
もし、そうとは知らなかったら
こどもを
本音と建て前の狭間で
苦しくさせてしまうかもしれない・・・

本音と建て前がわからなくなってしまうことも・・

夢がないなんて、
冷めたこどもに見えるかもしれない。

真剣に考えるからこそ
夢がないってこともあるってこと

大人が思うほど、こどもはこどもぽくないし、

大人が描く理想的なこどもって
案外いないものだと思う。

もしかしたら、10年後、建て前で書いた夢が
本気の夢になるかもしれない

だけど、
それは、いつ決めてもいいし

今、決めることでもない

だって、人生の選択肢は
100通りあるもの。

まだまだ、候補はたくさんあったらいい
そう思うのですよね。

大人の型にはめて、
こどもをみないようにしたいなと

私は思っています。

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今日も最後まで
お読みいただきあありがとうございました