くもをさがす 西加奈子


この本が出版されたとき、西加奈子さんをテレビでお見かけし、乳がんだったんだ、大変だったんだなぁって思ったのを覚えてる。


そのときからこの本のことは頭のどこかにあって、今回自分も乳がんになったことで購入。


手術前日に読んだ。


異国の地で(しかもコロナ禍真っ只中)治療を受けるなんて、私とは比べものにならないくらい不安だったに違いない。

カナダの医療、いろいろと容赦ないガーン


しかし西さんの周りには心強いサポーターがたくさん‼️


医療スタッフさんのことばが全て関西弁で書かれているのだけど、実際こんな明るいノリだったんだろうなぁと想像する。


西さんは再建しない道を選んだ。

私は再建を選んだ。


この本で西さんは「どんな道を選んでも、それがあなたの人生だよ。自信持っていいんだよ」って優しく背中を押してくれてる感じがした。