昨日、中部大学の武田邦彦先生の講演会に行ってきました。

主催:子どもの未来をかんがえるたまの会
夕方19:00~20:30という時間帯にもかかわらず、
子ども連れの方も多かったです。

武田先生のブログは、見てるお母さん、多いですよね。
武田邦彦先生のブログ

ブログやテレビでも、ちょっと過激なことを言われて賛否両論ですが、
おもしろい先生ですよね。
でも、「今、母親がすべきことは何なのか」を、
わかりやすい言葉でと数字で、伝えてくださいっている方だと思います。


さて、講演会では、日本の原発の問題点が端的に指摘されていました。
(原子炉の設計が海外由来のもので、地震の多い日本に合う耐震設計になっていないことなど)

そのへんは、先生のブログや著書に詳しいですので、

私は「ここ神奈川で暮らすひとりの母親の立場」で、生活に役立ちそうな情報 
をメモしておこうと思います。
あくまで、私の理解&感じた範囲内ですので、勘違いなどあってもご容赦を。


●「1年1ミリシーベルト」は安全。神奈川は(やれば)できる。

「1年1ミリ」は、「放射線の害はない」とハッキリ言える世界が認めた数値。
「1年5ミリ」は、「ちょっとあやしいよ」という数値だそう。


武田先生は
「神奈川は、1年1ミリシーベルト以下にできる」、と言われていましたが、

私は、そこに、「なんとか、注意すればできる」といったニュアンスを感じました。

「食材の安全性を守る(家庭でも、給食でも)」
「ガレキの焼却が行われない」
「風のある日はマスク」とか、
基本的なことができれば・・・、という前提で、という感じ。


●今、気を付けるべき食材は・・・、「新米」「牛乳」「しいたけ」「魚」。

「しいたけ」「魚」は実際に、“明らかに汚染されているから”だそうですが、
「新米」「牛乳」は、“ベクレル表示(検査結果)に疑問がある”というのが理由。

とくに「お米」は、毎日食べるし、量も多いので、気を付けたいですね。

大手メーカーの「牛乳」は、、産地をミックスしていることが多いので、
少し割高でも、地域限定や生産者の顔が見える牛乳を選ぶのは大切。

一方で、「葉物」などは、一時期より比較的安全になってきているそう。


●これから、気をつけるべきは・・・「地下水」

放射性物質が、地下にしみこんでくるので、
これからは地下水に注意が必要。

関東~富士山あたりまでの地下水と、東京の水道水なら、
武田先生は、「う~む、私なら東京の水道水を飲む」と、言われてました。
そうなの~と、ここは驚きでした。


●花粉の時期には、マスクを。

吸収されたセシウムが花粉に含まれていると言われます。

ただし花粉はインフルエンザウイルスなどより大きいもの。
ふつうのマスクで十分防げるので、風の強い日、花粉のとぶときはマスクが大切
花粉症じゃなくても、花粉情報チェックですね。
(でも、子どもはなかなかマスクしてくれませんよねー)


●心配な3つ疾病は・・・
・ガン
・奇形児
・今10歳前後の女の子たちが、10~20年後不妊症になること。
(卵細胞への影響)

そのほか、
「小さいお子さんは、どうしても低い位置で呼吸したり、
落ち葉、水たまりで遊ぶなどするので注意」

「給食で、ちきんと測定していない食材を使うのはありえない」

「ガレキは福島第一原発の半径5キロ以内で管理するのがよい」

「マップを作り、数値の高いところへ子どもを行かせない」

といったお話もありました。

細かい数値のからむところは、割愛いたします。

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私は今、娘が9歳ですから・・・気を付けてやらねばです。
不妊症に関しては、「子宮頸がんワクチン」のことも、
いずれ、書こうと思います。



会場のロビーでは、いろんな関連団体の方が署名活動をされていました。



◆とめよう原発あさお
「小学校や保育園の給食の全品検査」
「各区への食品の放射能検査機の導入」などを掲げて署名を集めてられます。



◆こどもと未来をつなぐ会
「放射能汚染が疑われる災害廃棄物受け入れの見直しを求める署名」
http://ameblo.jp/kodomotomirai/entry-11062157401.html?frm_src=thumb_module

お子さんをもつお母さんたちの活動がつながると、
大きな力になるのだ~と、その熱気から感じました。
私も、やれることを、やっていきます!