風邪と音楽会と。 | ママ、わたしは生きていくよ。

ママ、わたしは生きていくよ。

バリキャリ母と、平凡娘ひとり。
母子家庭を襲った母の癌。
闘病3年9か月で風になった母。

母の知らないわたしを徒然したためます。

昨日から喉に痛みが走り

マラソン大会前だというのに

風邪を引いてしまった。

 

出来るなら練習したいのに

悪化させないために久々にぐうたらww

 

眠剤の力を借りて

昨夜は早く寝たのに

まだ暗い5時に激しい喉の痛みに叩き起こされ

痛み止めを慌てて飲み込んだ。

 

今日は2女の音楽会。

 

1女の時は義父母も 夫も 母も

皆こぞって3年間欠かさず見に行っていた

 

2女人生初の音楽会。

 

今日はわたし ひとりだ。

 

どれだけ体調が悪かろうと

眠剤の置き土産の眠気が

意識を持っていこうとしても

這ってでも行く気でいた。

 

「マミの小さいほうの写真、またもってきてな」

2女は陽だまりのような笑顔で

今朝わたしに言ってきた。

 

彼女は 彼女なりに考えている。

「はみがきやだー!」

「ねない!ぜーーったねない!!」

「やさいなんて食べない!すきなものしかたべない!」

 

普段はリンゴほっぺをこねくり回したくなる程

ワガママ放題なのに

 

  ごめん、音楽会 ママしか行けないの

そう言ったら

「ママがだいすき。だからママだけでいいの」

 

そうわたしの右手を両手で抱っこして

すりすり甘えながら2女は言ってくれた。

状況が彼女を大人っぽくしている。

 

 

発表会では4歳らしく

とんだり跳ねたりキラキラしたり

練習したすべてを「見てーーー!」と言わんばかりに

わたしに向けてやりきっていた。

 

本来の2女の姿。

 

母の写真を膝に乗せ

涙をこらえるのに必死だった。

可愛くて(親ばか)

嬉しそうで 楽しそうな姿。

 

2女の成長を見せたかった。

「やるぅ。堂々としたもんやな!」

いつも隣でバリバリ大阪弁で話す

母のぬくもりが恋しかった。

 

そして

わたしを第一に考えてくれる母に甘えたくなった。

 

今頃になって

一層寂しさが募ってきている。

どうしようもない孤独感に押しつぶされそうになる。

 

風邪で弱っているだけかもしれないけれど・・・。

 

2女が帰ってい来たら

めいいっぱいぎゅっっうぅぅぅっとしよう。

頑張った笑顔を曇らせないように。