癌と共存していこうじゃないか。 | ママ、わたしは生きていくよ。

ママ、わたしは生きていくよ。

バリキャリ母と、平凡娘ひとり。
母子家庭を襲った母の癌。
闘病3年9か月で風になった母。

母の知らないわたしを徒然したためます。

長い長い月曜日の夜から

調べ始めた緩和ケア専門病棟。

 

母とわたしの行動距離

特にわたしの通える範囲内で探すと

 

すくない!

 

それでも

パソコンに噛り付いて

ホームページはもちろん

口コミ

新聞記事

ブログ

 

様々なものを調べて

ピックアップする。

 

母のところに通うたびに

これ以上呼吸器内科にしがみ付く必要は

ないんじゃないかと、話をした。

 

緩和ケア専門病棟では

痛み止めもモルヒネだけじゃないかもしれない

母の症状がかなり進行しているから

選択肢は少ないかもしれない

 

でも“かもしれない”をそのままにしておけない。

 

 

ピックアップした病院を母に伝える。

 

同時に叔父にも

延命処置をするか否かと一緒に伝えた。

「そんなシビアになってんのかいな。」と

神妙な声で電話をかけてきて

緩和ケアのことを調べてみるという。

 

有難い。

 

 

叔父のリサーチ結果と共に

個人的な意見と緩和ケアの重要性を

母にラインする。

 

「わかった。」

 

母はやっと

緩和ケア専門病棟への入院を決意した。

 

「調べてくれたあんたには悪いけど

 とりあえず今の病院の緩和ケア病棟にうつるわ。」

「これまでのデータとか、申し送りがスムーズやし

 いちから新しい場所っていうのも、正直しんどい。」

 

うん。

治療を諦めさせることは

とても辛いけれど

そう決意してくれただけで今はとっても満足。

 

痛みにゆがむ母の眉間を見てられない。

 

モルヒネを投与してその日のうちに?!?

そんなこと、絶っ対阻止してやる!