こんにちは、ピロコです。
末期ガンを患った実父が
自宅での緩和ケアに入ったため
ここのところ
毎日実家に通っている私なのですが。
…
実は最近
『お父さんのお世話をしてから、帰ってまた家でご飯の支度をするのは大変でしょうから』
と
私の母が
自分たちのご飯のおかずを作る時に
かなり多めに作ってくれて
1〜2品、
すぐに食べられるおかずを
持たせてくれるのです。
…
父の看病やお世話は
母の方が長い時間やっているわけで
午後に数時間行っているだけの私なんかより
母の方がよっぽど
疲れているはずなのに。
…
それでも
『毎日ご飯を作ることには変わりはないのだから、ちょっと多めに作るだけよ♪』
とか言いながら、
私が少しでも楽ができるように、
家に帰ったら
少しでも休めるようにと
うちの家族の分まで
夜ごはんのおかずを
作ってくれるのです。
…
もちろん私だって
母にそんな負担をかけたくはないので、
『大丈夫だから!いいよいいよ!』
とは言っているのですが、、、
それでもやっぱり
母がおかずを1〜2品作ってくれた日は
連れ子姉妹のどちらかに
『ご飯だけ炊いといて!』
とお願いしておけば
帰ってすぐにご飯を食べさせることができるので
ものすごくストレスフリーな夜を過ごすことができている、
というのが
正直なところなのです。
…
そんな中ですね、
一昨日の夕方は
私の母が
おいなりさんをたくさん作ってくれまして、
それをお重にびっしり(3段!)詰めて
持たせてくれたのです。
(お母さんありがとう)
…
よし、
今日はおいなりさんをたくさんもらったから、
あとは味噌汁と
サラダかお浸しを作るくらいで
いいんじゃないか?
と考えながら帰宅したピロコ。
…
家が近づくなり
駐車場に
バカみたいに
斜めに停めてある
義母の車が見えました。
(本当に毎回迷惑な停め方をしやがる)
…
はぁ〜
また来てる。。。
…
なんか最近
ピロコが毎日実家に行くようになってからというもの
義母は
まるで『嫁の不在』を狙うかのように
いつも以上に頻繁に
うちに来るようになってきたのですよ。
…
私が
おいなりさんのお重を持って家の中に入ると、
連れ子たちと楽しそうにおしゃべりしていた義母が
『あら!大きなお重ぅ!どうしたのぉ〜?』
と
目ざとくそのお重を見つけ
興味を示しました。
…
疲れて帰ったところに
迷惑な義母の笑顔と
迷惑なタバコの臭いが
ダブルパンチで襲いかかってきて
私の疲れはさらに倍増。
…
私は力なく
『あ、これは母がおいなりさんを持たせてくれて…』
と答えながら、
そのままキッチンに向かいました。
…
すると義母、
『ええっ!お母様も大変ね〜♪』
とか言いながら私について来て、
(ほんと他人事なんだよなぁ)
私がキッチンカウンターに置いた
そのお重を指差して
『見せて♪見せて♪』
と
甘えるような上目遣いで
子供がおねだりするように
私に言ってきました。
(え、きもい)
…
そして
私が返事もしないうちに
おもむろにその風呂敷を開くと
お重の蓋を開けて
みっっしり詰められているおいなりさんを
覗き込みました。
…
『うわぁ〜!美味しそう!!!』
と
義母はお重の蓋を持ったまま
わざとらしく大きな声で叫びました。
…
すると
リビングにいた子供たちが
『えーなになに?』
と寄ってきまして、
みんなでそのお重を覗き込んで
『うわ〜!いっぱいある〜!!』
と
歓喜の声をあげました。
…
すると実子(小1)が
『お腹すいた!ママ、これ食べていい?』
と
そのお重に手を伸ばそうとしたのです。
…
そうだよね、
もう19時になろうとしていたので
子供達はお腹ペコペコ。
ここから私が味噌汁や副菜を作るのを
待たせるのも
かわいそうになってしまいました。
…
なので私は心の中で
『もういいや、今日はこのおいなりさんとインスタント味噌汁で済ませちゃおう!』
と開き直り、
実子に向かって
『じゃあみんなで食べよう!お皿とお箸出して!』
とお願いしました。
…
当然その
『みんなで食べよう!』の中に
義母を含めたつもりはなかったのですが、、、
義母は
あたり前のように
子供達と一緒になって
ぞろぞろとダイニングテーブルに向かい
あたり前のように実子から
取り皿とお箸を
受け取ったのです。
…
すごい…
この神経の図太さは、、
異常としかいいようがない…
…
誰にも
誘われてないのに、、、
しかも
まだダンナも帰ってきていないわけだから、
ダンナの分も考えたら
この大量のおいなりさんとて
それほど多くはないのに、、、
義母、
普っ通に
食ってやがる。
…
なんか。。
ア然としてしまう。。。
この非常識さとか、
異常なまでの図々しさとか。。
…
なんてーの?
「食べちゃダメだ」とは言わないけど、
なんかおかしくない?
…
疲れている人(私)のために
さらに疲れている人(実母)が作ってくれたごはんを
まったく手伝ってもいない
疲れてもいない人(義母)が
ガツガツ食べるって
どういうこと…?
…
みんなでお重を2段ほど平らげ
お腹いっぱいになったところで
私はすかさず蓋を閉めて
『これはパパの分だね!』
と言って片付け始めました。
…
そうでもしないと
この義母は
『残った分、ジィジに持って帰ってあげようかしら』
とか言いながら
自分もまた
家で料理しないですむようにしたりするので。
…
たかがおいなりさん、
されどおいなりさん。
今度こんなことがあったら
きっぱりと
すみませんがうちの家族の分しかないので
って
言ってみようかなと思っている
ピロコなのでした。
(言ってもいいよね?)
(これってケチ?)
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