こんにちは、ピロコです。
昨日の朝のことなのですが、
わが家の連れ子の妹Bちゃんが
いつもの
『学校に行きたくないオーラ』
を出し始めまして。
…
いつものBちゃんは
「朝ごはん食べない派」なので
リビングなどほぼ素通りで
さっさと家を出て行くのですが、
今回のように
なんらかの理由で学校に行きたくない時だけは
リビングの椅子に座ってダラダラしては
『体調悪いアピール』
とか
『学校休みたいアピール』
をして
私に
『どうしたの?』
と聞かれるのを待つのが
お決まりのスタイルなのです。
…
なので私は
『ははーん、またなんだかんだ理由をつけて学校を休もうとしているな』
と思い、
『はぁ〜』と大きなため息をついたり
『フゥ〜』とうなだれながら
テーブルに突っ伏したりしているBちゃんを
横目でチラリと確認しながらも
黙って様子をみていたのです。
(以前ならすぐに『どうしたの?!』と聞いてあげていましたが、あまりにも常習的にやるのでそのパターンが読めてしまうようになりました)
(念の為書いておきますが、これは「Bちゃんが連れ子だから」の行動ではありませんし、「実子だったらもっとやさしく違う対応をしている」ということでもありません。←実子ならもっと厳しいです)
…
しばらくして
Bちゃんがそろそろ学校に出発しないといけない時間になってしまったので、
私はBちゃんに
『Bちゃん、そろそろ出ないと遅刻しちゃうよ〜?』
とだけ声をかけてみました。
…
するとBちゃん、
まるで私に話しかけられるのを
待っていたかのように
私に向かって
食い気味に
『あのさぁ〜…』
と
学校に行きたくない理由を話しはじめたのです。
(やっぱり休もうとしてたんかい)
…
その日Bちゃんが学校に行きたくなかった、
その理由というのは
こんなものだったのです。
その日が数学のワークの提出期限なのに、Bちゃんはそのワークにまったく手をつけておらず、残り20ページ以上あるのに白紙のままで途方に暮れてしまった。
…
それを説明しながら
なんとBちゃん、
ポロポロと
泣き出したのです。
…
まるで
自分が何かの被害者にでもなったかのように
それはそれは悲しげに顔を歪めて
シクシクと泣くのですよ。
…
数学のワークが全然終わっていなくて
このままでは数学の先生に怒られるかもしれない。
なんだったら
今日これを提出できなかったら、
クラスみんなの前で恥をかくことになるかもしれない。
(Bちゃんは重度の見栄っ張りなので、大勢の前で恥をかかされることを何よりも嫌がります)
(たとえそれが自分が悪かったとしても)
…
きっとそんな思いが
Bちゃんの中で錯綜したのでしょうね、
泣きながら
ほぼパニック状態になって
『だから…今日は学校に行けない!!』
と宣言したのです。
…
おいおい。
…
ちょっと待ってくれよ。
なんだかピロコ、
目の前で泣いているBちゃんの言動に
ツッコミどころがありすぎて
あぶなく一瞬
プッ
と笑ってしまうところでした。
(もちろん必死でこらえました)
…
まず、
数学のワークを溜め込んでいたということについては
これまでの彼女の生態からして
全然びっくりはしていないのですが。
驚くべきは
その前日の夜の
Bちゃんの様子なのですよ。
…
その日Bちゃんは
翌日に数学ワークの提出期限が迫っているなどとは
到底思えないほど普通に
iPadでYoutubeを観たり
姉のAちゃん(高3)と一緒に
テレビでバラエティ番組をみたりして
ごくごく普通に過ごし、
ごくごく普通に11時頃に就寝したのです。
…
それなのに、
翌朝起きたら急に
『数学のワークが終わってないから学校にいけない』
とな?
…
いやいや、、、
Bちゃんよ。
「ワークが終わってないから学校に行きたくない」
という考え方が
まずもって間違っているということは
一旦置いておいたとしても、だ。
もし私がこのシチュエーションで
朝に泣きながら『学校にいけない』と言えるとしたら、、
それは
前日徹夜でやっても、
全力を出し切って一生懸命やっても、
それでも
どーしても終わらなかった!
という時だけ
なんですけど、、、
ねぇ。
…
それがどうでしょう。
前日の夜だって
ワークの「ワ」の字も感じさせないほどに
楽しく普通に遊んで過ごしていたのに、
何が
『ワークが終わらなくて…』
でしょうか。
…
私、
ちょっと呆れてしまって
Bちゃんにはこう言いました。
『え!!だって昨日の夜も普通に遊んでたじゃん。提出期限が迫っているなら昨日の夜頑張ればよかったんじゃ?』
(正論で詰めてごめんね)
…
するとBちゃんは
明らかに不愉快そうな表情をしながら
『昨日もやったけど終わらなかった』
と口を尖らせました。
…
えええっ!!
「昨日もやった」だと?
…
やってないでしょうが。
ずっとリビングにいたでしょうが。
…
とはいえ、
私がそこでこれ以上
やってた、やってない
にこだわっても仕方ないので、
私はBちゃんに
『いずれにしても、終わらなかったんだからもう仕方ないじゃない。先生に”終わらなかったので明日提出させてください”って言いなさいよ。そして今日学校から帰ったらすぐに始めて、明日までに終わらせるしかないんじゃない?』
と言ってみました。
…
するとBちゃんは
『こいつにこれ以上言っても学校は休ませてもらえないらしい』
と悟ったのか
さっきまでポロポロ泣いていた
その余韻すら感じさせないほどに
綺麗さっぱりと真顔になって
『わかった』
とだけ言うと
すぐに2階の自室に行って身支度を整え
超絶不機嫌なまま
乱暴に
バターン!!
とドアをしめて
学校に行きましたとさ。
…
もう知らん。
数学のワークくらい
普通にやっておけ。
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