こんにちは、ピロコです。
先日うちの義妹から
私にこんな電話がありました。
「今年オヤジ(義父)が喜寿なんだけど、お兄ちゃんとピロコさんは何するか考えてる?」
…
えっとね、、、
なーんにも考えてなかったし
むしろ義父の誕生日のことなど
何月何日かだったかも忘れてしまうほどに
私の中では優先順位が低くてですね、
アナタが電話してくるまでは
今年義父が
喜寿の年齢だということすらも
1ミリも知りませんでしたわ!!
…
なので
私は正直に
「あーそうなのね!ごめん知らなかった。そして何にも考えてなかった!」
と答えました。
…
すると
義妹はなぜかちょっと
失笑しながら
どこかほんのり嫌味・皮肉を含ませた感じで
「ははは、まぁピロコさんにとってはその程度のことですよね」
と言ってきたのです。
…
え。
なんだこいつ。
私はそんな義妹の言い草に
ちょっとカチンと来たので
「あ、義妹ちゃんはもう何か考えてたんだ?さすが。えらいねー」
と棒読みでその嫌味・皮肉の球を
正面から打ち返してやりました。
…
だって
さっきの義妹はまるで
「長男の嫁なのに父親の喜寿のことも忘れているなんて!」
とでもいいたげな口調で来たわけですし、
彼女自身は義父の愛娘であり
義実家では「生まれながらのアイドル」を張ってきたんですもの、
きっとそれはそれは盛大な
お祝いの儀を
お考えのことなのでしょうねぇ、
と思うじゃないですか。
…
すると義妹、
私の言葉に
平然とこう答えたのです。
「あ、いえいえ。私は妹なんで、兄とピロコさんが企画してくれたら、それに乗っかろうかと!」
…
は。
なにそれ。
なんで急に
『私は妹なんで、、』
とか
わけのわからない妹感
出してくるんだよ。
…
ほんとこの義妹ってやつは
いつもいつも
余計な口出しだけはするくせに
最終的に自分はちゃっかり
お客様もしくはお姫様
になろうとするんですよね。
(年末年始などに義実家に行っても自分だけは”上げ膳据え膳”なのが当たり前と思っている)
…
ったく
めんどクセェ。
そんなの、
言い出しっぺであるアンタが
好きなように企画・実行したらいいじゃないか。
…
私はこんな風に突然
めんどくさい役割を押し付けられた
のがすごくイヤで、
しばらく絶句してしまいました。
…
でも
とりあえず
何か考えるそぶりでもしないとラチが明かないので
義妹には
「ちょっとダンナと話をしてみるね」
とだけ言って
電話を切りました。
…
あー
憂鬱。
…
喜寿?
喜寿って一般的に
どんなお祝いするんすかね?
…
私は全然気が乗らないのを
無理やり奮い立たせて
とりあえずネットで検索してみました。
「喜寿 お祝い 何する」
すると
こんな記事が検索結果にあがってきました。
喜寿のお祝いの仕方
他の長寿祝いと同様、お正月や誕生日、敬老の日といった親しい方が集まりやすい日にお祝いをします。食事会や旅行に行くのが定番のスタイルです。
…
「食事会や旅行に行くのが定番のスタイルです。」
だと…!?
…
な、、
なるほど。
となると、、、
「食事会」
に決まりだな。
だって、
義実家の面々勢揃いで
旅行✨
なんて
絶対にイヤだもの。
…
にしても、
食事会かぁ、、
あの見事なまでの
クチャラー一家
(クチャラー: クチャクチャ音を立てて食べる人)
と外で食事するっていうのも
実は私には
すごくしんどいんだよなぁ。
…
そして
その日の夜、
仕事から帰ったダンナに
義妹から電話をもらったことに始まる
この一連の流れを
簡単に説明しました。
…
するとダンナは
私の話を聞くにつれ
どんどん顔を曇らせ
最後には不機嫌な声で
こう言いました。
「え、そんなのやらないよ?俺イヤだもん。もしどうしてもお祝いしたいなら、義妹が勝手に自分の力でやればいいんだよ。」
「なんで俺たちにそんな面倒なことをやらせる?アイツ(義妹) 何様だよ」
「もしオヤジの喜寿に何もナシってわけにいかないなら、うちからはテキトーにプレゼントか何かを送ってやればいい。それでおしまい。」
…
DAYONE!
ほんとそうなのよ、
義妹アンタは一体
何様のつもりなのさ?って話で。
…
それに
もともと義父と不仲なダンナにとっては
大嫌いで酒乱の父親のために
「酒の席を設ける」というのは
自ら地獄に足を突っ込むくらい
愚かな行為にしか思えないわけなのですよ。
…
宴の主役としてみんなに囲まれ
ごきげんになった義父が
酒をバカ飲みして
泥酔して大声で過去の武勇伝を語ったり
聞いてもいない自慢話を延々とするのは
もはや火を見るより明らかなのですから。
…
そしてダンナは
すぐに自分のスマホを取り出すと
義妹に電話をかけ
「オヤジの喜寿の件、ピロコから聞いた。食事会とか絶対やらないし、やっても俺は行かないから。こちらはテキトーにプレゼントでも送るんで、義妹が何かやりたいなら勝手にどうぞ」
とだけ言うと
問答無用で電話を切りました。
…
いやーよかった。
今回はダンナが
義妹をバッサリと斬ってくれたおかげで
誰もやりたくない食事会の段取りを
押し付けられることなく済んだのです。
…
あーよかった。
ま、
今後の可能性としては
義妹に本件をチクられた義母が
また私にやいのやいの言ってくる
ということも考えられるのですが、
その時には
「また子どもたちの学校でコロナとインフルエンザが蔓延していまして…ゲホゲホ」
ということにして
つるりとかわしてやろうと企んでいる
ピロコなのでした。
\クーポンでお得です♪/