こんにちは、ピロコです。
以前から何度か
うちの連れ子の姉Aちゃん(高2)が
学校指定のコートを一度も着ずに
カーディガンとマフラーだけで冬を過ごしていて
入学時に買った指定のコートが
完全に無駄になっている
という件についてご紹介しましたが。
(↓最近のJKには指定のコートは”ダサい”そうで)
…
その後も相変わらず
Aちゃんは学校指定のコートを着ることなく
カーディガンとマフラー
という
防寒の「ぼ」の字にもならないような格好で
学校に通っているわけなのですが。
…
最近になって突然、
こんなことを言って来たのです。
ノースフェイスの
ダウンジャケットが欲しい。
通学に着ていくから買って。
…
え?
ノースフェイスのダウンって
あの
普通にいいやつ買うと
10万円超えのやつですかね?
…
そんなの、、
日頃コートも着ないで学校に通っている高校生になど
買うわけが
ないじゃないか♪
…
私はそんな唐突の
高額なおねだりに
即座にこう
聞き返してしまいました。
『え?!だってAちゃん、普段コートも着ないじゃない。カーディガンとマフラーで十分って言ってなかったっけ?』
…
するとAちゃんは
自分が以前
『コートはダサいから着たくない』
と
いけしゃあしゃあと言っていたことを棚に上げて
こう言ったのです。
『最近カーディガンだけだと寒くて!ノースフェイスのダウンだと暖かいって友達が言ってた!』
…
ははーん。
…
これは、
あれだね?
寒いとか寒くないとか
そういう問題以前に
単純に
『学校でノースフェイスのダウンが流行っている』
っていうことだよね?
…
普段はどんなに寒くても
カーディガンで過ごしているAちゃんが
突如としてダウンジャケットが欲しいと言い出したのは
ただ単純に
流行りに乗りたかったって
ことだよね?
…
しかも
「流行っているから」という理由だけだと
親がすんなりそんな高価なものを
買ってくれるわけはないから、
わざわざ
『通学に使うから〜』
という大義名分をつけてみたわけだ。
…
「毎日通学で着る」と言えば
あるいは親がまんまと騙されて
買ってくれちゃうかもしれない
と、
悪知恵を働かせてみたわけだね。
…
甘い。
甘いなぁ〜。
…
そんなの、
買うわけ
ないじゃん。
…
まず第一に
Aちゃんの通う高校には
指定のコート
があるわけで、
そもそもそのコート以外を着るのは
校則違反。
…
そして第二に、
100歩譲って
学校側が指定のコート以外でも
着用を認めているとするならば、
Aちゃんには去年のお正月に
義父が買ってくれた
立派なコート
があるのですよ。
(買い物にお出かけして、連れ子たちはコート、実子はグミ1袋だけ買ってもらって帰ってきたという忌まわしい出来事)
もし指定のコートがどうしても嫌なら、
そのコートを着ればいいじゃないか。
…
そもそもコート着なくても
これまでずっと
平気で学校に行けていたんだから、
今さら急に
寒いからダウンが欲しい、は
ちょっと無理があると思うのは
私だけ?
…
まぁ
おしゃれをしたい年頃でしょうし
周りにノースフェイスを着ている人が入れば
自分も欲しいと思う気持ちも
もちろんわからないではないですよ。
…
それでも。
今あるものを二つも無駄にして
(学校指定のコートと義父に買ってもらったコート)
新しいものを買うなんてのは
ちょっと違うと思うんですよね。
…
もしAちゃんが
おしゃれの一環として
『コートの他にダウンも1枚あればコーディネートの幅が広がる♪』
くらいの気持ちで
『欲しい!』と思っているのであれば、
それは
自分のアルバイトしたお金で買うか
社会人になってから自分のお金で買うか
そのどちらかしか
ないんじゃないかしら?
(別に”意地悪な継母が連れ子に意地悪をしている”わけではないですよ、念の為)
…
私はあまりにもAちゃんが
いつも短絡的に
高額なものをおねだりをしてくるので
(そしてそれを入手しても大切にしない)
ちょっとイラッとしたのと
完全に呆れてしまったので、
死んだ魚のような目のままでAちゃんを見ると
淡々とこう言いました。
『寒いなら学校指定のコート着なさいよ。』
…
するとAちゃんは
『あーあ、やっぱりダメだったか』
みたいな顔をしながら
スン
と何も言わずにリビングを出て行きました。
…
いや、
スンとされようが
なんだろうが、
私は買いませんよ?
…
どうしても欲しいなら、
いつもどおり義父母か義妹に電話して
『ノースフェイスのダウンじゃないと寒くて死にそう…』
とか言いながら
防寒着すら買ってもらえないかわいそうな子
を演じればよいではないか。
…
おそらく近日中に
義母あたりから私に
『オマエに一言物申す』モードで
Aちゃんがダウンジャケットがなくて寒くて震えてるって言ってるけどどういうことなの?!
などと電話がくるんだろうなぁと
この茶番劇の結末が
簡単に想像できてしまって
ちょっと笑えてさえくる
ピロコなのでした。
(義母が買えばいいじゃんね)
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